よく気学や家相の本には「東南入り口は商売繁盛になる」という風に書かれています。
もしこれが本当だったら全てのお店の入り口を東南にして、どのお店も大繁盛です。反対に商売繁盛しているお店はすべて東南が入り口になるはずです。
でも、そんなことはありません。
現実には西入り口で大繁盛しているラーメン店もありますし、東南入り口で空き物件になっている居酒屋もあります。
入り口は確かに家相や建物を見る上でも重要なのですが、それだけでは商売が繁盛するかどうかは決まりません。
入り口は「その建物の中で何が起きやすくなるか」という目安になりますが、その建物の中で「どのような活動をするか」によって良し悪しが変わってきます。
例えば、東南は「四緑木星」なので「長いもの」という象意が出やすくなります。そのため「ラーメン店がいい」とか「蕎麦屋がいい」とか「糸を使うからアパレルがいい」といった言説があります。
しかし、東南入り口でつぶれている蕎麦屋さんもあります。北入り口で繁盛しているラーメン店もあります。つまり、これらの象意による現象分類も完璧ではありません。
なぜなら、「ラーメン店」ひとつとっても様々な業態やスタイルがあるからです。
高級路線なのか、回転率重視なのか、店主が頑固なのか、学生向けなのか…といった「どのようなラーメン店を経営するのか」によっても変わってきます。
「What」よりも「How」のほうが大事と言えます。
とは言え、気学を勉強し始めたときは「東南は商売、ラーメン」ぐらいの象意の認識でいいと思います。
にしけい