10/1-10/2は、あいちトリエンナーレのパートナーシップ事業「WorkShopMarche」に参加させていただいておりました。
美術館は比較的好きなので気が向いたら足を運んでみるものの、芸術というものに寡聞な僕にとって今回の出展はかなりチャレンジングで実験的な試みでした。
ワークショップということで何かを作ってもらわなくては…と考えた末に思いついた
桃色手相術㊙︎奥義書を作ろう!という今回の企画。
内容が内容なだけにR-15指定ワークショップでしたが、13名の変態紳士淑女の皆さんが参加してくださいました。本当にありがとうございました。
初対面の女性に「勃起」という文字列を書かせたのは生まれて初めての経験でいろんな意味でドキドキしました。線フェチ、文字フェチとしては形容しがたい甘美なひとときでした。心より感謝致します。
こんな淫猥に過敏な中学2年生のような僕でも来月には二児の父親になるのだなと思うと、日本の未来は風雲荒れぶる手厳しい社会になりそうだなと心の底から思いました。
思ったよりご好評をいただいたので、もう少し掘り下げて1冊の本にまとめられたらなと考えております。
大正や昭和初期に書かれた手相本はかなり露骨なエロに富んだ表現が当たり前のように書かれていましたが、ここ30年以内に出版された日本の手相本でエッジの効いたエロに特化した本はないので、1冊のぐらいあってもいいんじゃないかなと思うのです。
今回の出展で謎の自信がついたので、an・anの手相特集よりも濃厚で男性も女性も楽しめる、なおかつ精度の高いエロ手相本を書こうと心に決めました。
結構大事なテーマ「性」
今回、皆様からいろんなご意見やご感想を頂いたのですが、その中でも多かったのが「セックスの相性って結構大事ですよね」というご意見です。
そうなんです。占いのお仕事をしていても性交渉が原因で夫婦生活やカップルの関係が悪化していてどうにかしたいというご相談って結構多いんですよね。
日本昔ばなしのエンディングテーマ「にんげんっていいな」の歌詞の中に
いいないいな人間っていいな
おいしいオヤツに ホカホカご飯
あったかい布団で眠るんだろうな
とありますが、人間の三大欲求を満たすためには
「ホカホカご飯」「あったかい布団」に加えて「キラキラした性交渉」というフレーズも追加しなくてはなりません。
日本では、隠され、遠ざけられ、重箱の隅をつつくような扱いを受ける「性欲」ですが、人口減少・少子高齢・格差社会を解決する上では非常に重要な課題だと思うのです。
その根本原因ともなりうる「性の相性」って、本当はもっともっと明るみに出て検証されないといけないテーマだと思うのです。
今回の出展にあたり、データを検証するために東西問わずかなりの無修正アダルトビデオを閲覧しました。あくまで真面目に閲覧しました。いたって真面目に閲覧させて頂きました。本当です。
auからデータ通信容量不足による通信速度低下のお知らせも何度も来ましたし、その度に何ギガか通信量を追加購入しました。
物事を「より深く」「より良く」を探求する精神こそが「美」であり「愛」であり、人間の性(サガ)だと思うのです。
自らの変態性を美しくまとめようとする卑怯極まりない僕に
このような貴重な機会を与えてくださったナゴヤドーム5000個分の心の広さをもつLemonadeあべアヤさんをはじめ、スタッフの皆様に心より感謝します。
また、機会があればやりたいなぁ。
にしけい