巷ではNintendo Switch 2の抽選販売の噂が飛び交っておりますが、僕もこのブームに乗ってついに抽選に応募しました!
急いでプレイしたいゲームもなく、ポケモンZ-Aが出るまでに手に入ればいいかな…という感じでしたが、息子氏が「パパ、星のカービィディスカバリーのSwitch2の追加パックやりたい」とせがんできたので、応募に踏み切りました。
第4回目の抽選に初めて応募したのですが、やっぱり占い師としては当選前に「当たるかどうか」を占わざるをえないというか、占いのデータが取れるので占ってしまうんですね…
出た卦は…
今回は易で占いました。コインで立卦しました。
出た卦は巽為風の変爻なしです。

本当は明日の梅花心易講座の実践例に出そうと考えていましたが、読んでいるあなたはどう思いますか?
巽為風は当選すると思いますか?外れると思いますか?
僕は抽選は外れると予想しました…(理由は後ほど解説します)。
結果
やった!予想通り抽選は外れました!
抽選は外れましたが、占いは当たりました。そうなんです、こうやって占いで予想を立てながらいろんなことに臨むと、悪い結果でも楽しむことが出来るんですね。
解説
何かに当選する・選ばれるためには、凝集の作用が必要です。外から内に向かう方向性です。これは試験や面接などでも同じで外から内に向かう作用が働かないと選ばれなくなります。九星でいえば六白、六親で言えば官鬼、十二支で言えば戌亥です。八卦で言えば「乾」です。しかし、今回出たのは乾と後天定位盤では反対側に位置する「巽」です。これは外から内に向かう凝集作用とは反対で、内から外に向かって発散・拡散していく方向性になります。これが二つ並んでいる状態ですから、選ばれることはないんですね。コインを振ったのであれば、爻の十二支(断易)で見る必要があるのでは?と思われるかもしれません。まず、この卦は変爻がありませんので、「特筆すべき着眼点」がないような状態です。ですから、まず梅花心易のように八卦と八卦の相互作用で見ることはありません。そうなってくると、周易か断易かなのですが、このようなシンプルな占いや特に込み入った状況ではない場合は爻位を見てもいまいち当たらない場合が多いのです。無理やり爻位で見ようとすることもあるのですが、解像度のようなものがズレてしまうんですね。発動(変爻)がないこともあり「細かく見る必要がない」という感じなんですね。一応、応爻に酉官鬼が位置していてそこまで弱いわけではないのですが、登場人物の具体性が弱いので、あんまり爻に出てこないんですね。なので、僕の頭の中では「断易案件ではな→変爻がない→梅花心易案件でもない→周易案件」という風に切り替わり、最終的に「巽為風」で見るわけですが、巽為風は「連続性」というニュアンスがあります。過去に抽選に応募していて当選している状況で巽為風が出たのであれば同じように当選したかもしれませんが、今回が初めての応募だったので外れると予想しました。まぁ、巽為風が出た時点で「分散」なのでどうみても外れるんですよね。
ということで、息子くんには申し訳ないですが、転売ヤーから買ったらせっかくの占いチャンスがなくなってしまうので、次の抽選の機会を楽しみたいと思います。
にしけい