前回記事:
この記事では、物質世界や肉体の存在をとことん疑うと肉体どころか精神まで病みそうになってしまうことがおわかり頂けたかと思います。
このような「肉体・物質世界って何のためにあるのかわからないよ思想」を繰り返していくと必ずや僕もあなたも鬱病になるかと思います。
それで、今回は逆に「肉体大事にしよう」という生物なら誰しもが肯首するであろうテーマについて書いてみます。
「いのちをだいじに」する理由は何か?
小学生でもわかりそうな、むしろ小学生のほうがわかりそうな問題なのでしょうけれども
30歳にして、もう一度考え直してみたのです。
ヒントは過去に自分が書いた記事にありました。
いろんな人たちの意見や話に私見を織り交ぜてまくって出した答えとして…
この肉体をもつ物質世界は林間学校なのです。
課外授業として、わざわざ不自由な世界にきているのです。
林間学校や宿泊学習、修学旅行は普段の学校とは違う場所で行われます。
いつも寝ていた居心地のいいベッドもないし、お気に入りのテディーベアもおうちでお留守番。
お風呂も入れるか分からない山奥にわざわざバスに乗って出かけることもあれば
準備不足で歯磨きができないこともあるかもしれません。
脱衣所に忘れられたブリーフの持ち主を詮索され恥ずかしい思いをした人もいるでしょう。
物質世界はこれと同じで、わざわざ普段やらない不便を感じるために存在しているようなのです。
そして、それを経験するためには肉体が必要です。
肉体がなくなっても遊べる世界はあるのでしょうけれども
肉体があるからこそ参加(ログイン)できる世界が、この三次元的物質世界なのです。
つまり、あなたがもっている肉体はこの世界へくるためのパスポートでありアカウントなのです。
肉体がなければ、林間学校に参加すらできないのです。
この肉体を用意するには、物質世界の人たちにお願いする方法があります。
先祖とあなたと共同作業
「前回は男で身長が大きかったから、今回は小さな肉体でやってみたいんだけど…」
「今回は人間の嫉妬について学びないから、思いっきり美人で金持ちの家で最後は男に刺される流れでお願いします」
「とりあえず、今回地球はじめてなので、だいたい地球のしんどさがサラッとわかるコースでお願いします」
生まれてくる環境は肉体だけではなく時代も関連しているでしょう。
「次はスポーツというもので友情の大切さを経験してみたいから、バスケが盛り上がってる地域と時代でお願いします」
「前回死んだときWindows98しかさわれなかったけど、コンピュータが発展したあとの世界をみてみたいな」
こういう事細かな要望に応えるのが先祖の仕事であり、我々物質世界で生きる者の仕事なのかもしれません。
地球で過ごしたいという声に応えて、そのタイミングでベストな肉体を用意してくれる。
アカウントを作ってくれる。
修学旅行の生徒を受け入れてくれる施設を準備してくれるわけです。
自分も二児の父ですが、妻が苦心しながらも新しい命を産んでくれた様子を見ていると
やっぱり「準備している感」「地球に迎え入れている感」が湧いてきてしょうがないのです。
占い師へ問われる永遠のテーマ
「よく占いで占った運命は変えられないのか?」という質問をいただきます。
この「占いで占った」運命というのは多くが肉体や肉体が出来上がったタイミングで予測しているため
言ってしまうと「先祖ベース」であり、これを先天的要素といったり運命と呼んでいるようにも見えます。
つまり、オーダーした肉体から予想されているわけですから
林間学校で使用する施設に「バケツ、釣竿、長靴」が用意されているのを見て
「これからくる生徒は足元の悪い中で釣りでもするのだろう」と未来を予想しているわけです。
確かに生徒(魂)も「釣りができる環境でお願いします」とオーダーしていたかもしれませんが
ここに微妙に誤差や番狂わせがあるかもしれません。
なぜなら「本当は川釣りじゃなくて海釣りがしたかった」とか
「釣堀の軽い感じは好きだけど、晩御飯を獲得するためにする釣りって何か違う!」といったことが生じる可能性があります。
このような誤差が、占って読み取った運命(先天的な部分)とは違う運命を辿るファクターになるのではないでしょうか。
なので、僕は「占いで読み取った運命も変えられる」と思っています。
今さら当たり前だけど肉体大事にします
肉体の話に戻すと…この世界・時代にきた理由は人それぞれなのでなんとも言えませんが
僕自身は何か「おもしろいもの」をわざわざ見るためにこの時代とこの環境を選んでいるようなので
ひとまず、肉体を大事にします。
(死んで)修学旅行の途中で帰らされるなんて、そんな寂しいことありません。
せっかくなので、健康な肉体をなるべく維持して楽しんで帰ろうと思います。
わざわざ数万年もかけて準備してもらった肉体を粗末に扱うって地球の先輩たちに失礼な話ですよね。
あなたがなぜ今その肉体で人間をやっているか知りませんが
とりあえず大事にしておいて損はないのでは?
あなたの魂が望んだものが手に入るのは明日かもしれませんから。
にしけい