居場所を作れる人はどこでも楽しく生きていける(天国・地獄へ案内する看板は見当たらない)

 

「自分の才能が発揮できる環境はもっと他にあるはず」

「あの環境じゃ、自分の能力が発揮できない」

「仕事がうまくいかないのは出来の悪い上司が悪い」

「この国の政治が悪い、政府が悪い」

 

こんな不満を言い続けている人へ。

 

環境は「探すもの」じゃなくて、作るものですよ。

 

 

自分にとって居心地の良い場所を提供してもらえるのは母親の胎内ぐらいで、それ以外は自分で作るしかありません。

 

環境を変えることは全然いいと思います。

転職や仕事を辞めることは大いに結構です。

 

でも、ときどき「どこへ行っても不平不満を募らせる人」がいます。

そういう人たちはだいたいが「環境を作ること」が苦手、もしくはやろうとしない人です。

 

逆にどこへ行っても楽しそうにしている人たちもいます。

こういう人たちは「自分の居場所を作ること」が非常に上手です。

 

何が違うかというと、何を選択するかの違いです。

「我慢」を選ぶ人と「環境を変えること」を選ぶ人の違いです。

 

どちらもある意味「環境適応」なので、どちらが正解とかはありません。

しかし「我慢」を選ぶ人はどこへ行っても不平不満を言う傾向があります。

 

「地獄行き」「天国行き」の看板はない

 

 

僕は結構リアルに道によく迷います。

そのときいつも頼りになるのが標識や看板です。

 

例えば、大手町駅から東京駅まで歩くとき。

「東京駅方面」という看板を頼りに地下道を歩きます。方向音痴にとって看板は本当にありがたいです。

そして、東京駅に着いた途端「東京駅方面」という看板はなくなります。

そりゃそうです。東京駅にすでについているわけですから東京駅に「東京駅方面はこちら」という看板は必要ありません。

 

昔から「天国」や「地獄」といった世界の存在をほのめかす話がたくさんあります。

しかし「天国行き」「地獄行き」という看板を僕は見たことがありません。

 

ということは

僕たちが存在しているこの世界がすでに「天国」でもあり「地獄」でもあるのではないでしょうか。

到着しちゃってるから、看板なんて必要ない。本気で導く必要がないわけです。

 

「天国」にも「地獄」にもなりうる、この世界。

あなたからは、この世界がどのように見えていますか?

 

やっぱりカギになるのは

自分にとって都合の良い環境をいかに作り出せるかではないかと思います。

 

これは今後もっと必要なスキルになると思うんですよね。

ずっと太陽光線に頭を攻撃され、雨に髪を濡らし、風に毛をひっぱられ

「帽子を作ってかぶること」を我慢している人がいます。この世界は地獄のようだと嘆く人がいます。

 

太陽に文句を言う前に、心がハゲる前に帽子を作りませんか?

暑くなったら服を脱ぐし、寒くなったら毛布をかぶる。それと同じです。

あなたの世界をより居心地よく作ることができるのはあなただけなのです。

とりあえず、地獄行きの看板を立てて、僕は去ります。

 

にしけい

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書いている

西田 圭一郎 (にしけい)

1987年富山市生まれ。化学系工学修士。商社の開発営業職を辞めて、占いとWeb開発などを生業にしています。趣味は読書と旅とポケモン。文章を書くことが好きです。三児の父。詳しくはこちらから。

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