お腹の中の寄生虫をハーブで除去する「パラサイト・クレンズ」やってみましたが断念しました。

 

セミを食べてから腹痛が止まらない…

あれ、これ、も、もしかして…

あの食べ方をやったときに、寄生虫が体内に入ったのでは?」という恐怖感に駆られ

一人たそがれに膝抱えながら

いつまでも いつまでも 離れないでいるよ

 

と、ついつい尾崎豊っぽく寄生虫説の思考迷路に迷い込んでいった僕は

いるかどうかわからないけれど、寄生虫駆除の方法を検索し始めたのです…。

 

あなたの体の中にも?

 

90%以上の人間の顔の毛穴には「ダニ」が住んでいますし

寄生生物トキソプラズマは全人口の30〜50%が保有しているとも言われています。

少し前に話題になったアニサキスは、刺身大国日本人は他国に比べて保有している人が多いみたいです。

危険で怖い寄生虫18選(絶対に感染したくない!) 参照

 

ほぼ100%あなたの体内にも「他者」が寄生しているわけですが

悪さをして、体の調子を悪化させない限りは問題ありません。

しかしながら、いろいろ調べていくうちに

どうも寄生虫たちは我々の「精神」や「思考」へも攻撃できるようなのです。

 

 

やる気が起きないのは寄生虫にコントロールされてる?

 

寄生虫は宿主が死んでしまうと生きていけません。

自分たちが生き残るためにも宿主には生きてもらわなければいけません。

宿主である人間が「安定で安全に存在する」ために「過去に経験したことのない新しいこと」をさせないようにする寄生虫もいるのだとか。

 

「新しいことは危険かもしれない」

「昨日と同じでいい」

「もういいや、食べて寝よう」

 

このように怠慢で堕落した思考回路になっている人は

もしかしたら寄生虫の出す「昨日と同じでいいよ」命令に体が冒されているのかもしれません。

 

本当にそんなことあるの?

寄生虫を除去したら前向きになれるの?

 

このグレーゾーンに白黒つけるべく

僕は寄生虫を洗浄するパラサイト・クレンズなるものを始めてみました。

 

ハーブで寄生虫を殺す

 

よし!パラサイトクレンズ!初めてのことをやってみるぞ!

という気持ちになっている時点で僕は寄生虫にやられていない気もしますが…。

せっかく「セミ食べる」→「腹痛」とパスをつないで「寄生虫」がセンタリングをあげてくれたボールをシュートしないわけにはいきません。

コーナーキック時にディフェンスなのに相手ゴールへと近づき静かにチャンスを狙うヴェルディ川崎時代の柱谷のようにスマートにヘディングで合わせにいきます。

 

 

どうもハーブで体内の寄生虫を追い払うことができるらしく…

 

■黒クルミ…成虫を駆除

■ニガヨモギ…幼虫を駆除

■クローブ…卵を駆除

 

これらのハーブがカプセルに入ったキットをすぐさま注文してみました。

 

パラサイト・クリーンズ(クシロ薬局)

 

中身はこんな感じ

 

 

ちょっとカプセルが大きいです。

 

 

のどに詰まりそうになりながらも、水で流し込みます…。

さてさて、何か変化はあるかな…。

 

 

1日目

 

 

 

飲んで30分後、突然吐き気とめまいに襲われました。

 

「もしかしたら、僕自身が(地球の)寄生虫で、クレンズされる側の存在だったのかもしれない…」

と、のたうちまわっていましたが、10分ほどで元どおりに。

お腹は相変わらず痛くて下しています。

 

2日目

 

“小麦粉や糖分は寄生虫の大好物だから、グルテンフリーをすると体調がよくなる”という情報を見つけ

早速、グルテンフリー(小麦断ち)も導入し始める。

早速、昼にソーメンを食べる。

 

ユルテンフリーな感じで続けてみます。

体重や体調に変化はなし。

 

3日目

 

ユルテンフリーのおかげか

妻から「心なしか顔が細くなったね」と言われて、うれしさから体重計に飛び乗るが数字は変わらず。

 

 

お昼に美味しいお蕎麦をご馳走になる。

それでも元気に過ごす。体が軽いし、ムラムラしない…。

これはもしや寄生虫がいなくなった?

 

4日目

 

昼にまた蕎麦を食べる。

なぜかパラサイトクレンズを始めてから、性欲が減って蕎麦欲が高まる。

僕は自分が人間だと思い込んでいましたが、蕎麦のオスだったのかもしれません。

もしくは前世がそば打ち名人だった寄生虫だけが僕の体内で生き残ったのかもしれません。

 

「息子よ…あの店は継がなくていい…お前は蕎麦は打たなくていいから好きなことをやりなさい…じゃあな…」

「お、親父ィイイイ!!」

 

どうでもいい妄想をよそに、体調面が変化し始めます。

 

 

普段あまり出なかった油脂が出始めます。

寄生虫いるの…?いないの…?

 

 

5日目

 

これまで下痢だったのが、すごく快便になりました。

 

「えっと、アットマークのあとがぁ…ティー!エヌ!あ、ディーじゃなくてティーです!」

全く関係ないですけど、このやりとりに不毛さを感じました。

 

 

6日目以降

 

実は、このあたりからモンゴルに旅に出まして。

にしけい・モンゴル旅行まとめ

パラサイトクレンズのタブレットをもっていくと、空港でややこしいことになるかなと思いもっていきませんでした。

↓改めて見るとつっこまれたときに説明難しいですよね。

で、結局帰国後もちょっとだけ続けたのですが

途中で飽きちゃって

「あ、もうお腹の中に寄生虫がいようがいまいがどっちでもいいかな」

という気持ちになり断念してしまいました。

 

ある意味「寄生虫をも許せる心」を手に入れたということは、執着が無くなったと言えば無くなったのかもしれません。

ということで、パラサイトクレンズの「ウソか?本当か?」について知りたくてこのページを見てくださった方、すみません。

めんどうくさくなって途中でやめてしまったので実際の効果はよくわかりません。

が。

「飽きちゃった」ってことはそこまで体も心も求めていないのかもしれません。

パラサイトクレンズは何かの気休めにはなるかもしれませんが

なんかこれをやることで劇的にテンションが上がった!みたいなことはなかったです。

そもそも30日間ちゃんと続く人は、その時点で持続力があるので寄生虫とかはいないような気がします。

関連記事:革命は続かない!にしけいが挫折した・飽きた・諦めたものシリーズ

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書いている

西田 圭一郎 (にしけい)

1987年富山市生まれ。化学系工学修士。商社の開発営業職を辞めて、占いとWeb開発などを生業にしています。趣味は読書と旅とポケモン。文章を書くことが好きです。三児の父。詳しくはこちらから。

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