お金やビジネスといったすごく現実的な世界を突き抜けている人と
目に見えない曖昧でスピリチュアルな世界を突き抜けている人
両方とも好きで本を読むんですが
本来なら真逆の世界を生きているはずなのですが、知っていくと主義主張が似てるなぁ〜って点に到達するんですよね。
もっと他人任せでいい。がんばらなくていい。
「全部自分でやらなければいけない」という思いこみをしていては、多くの仕事を手がけることはできない。
自分が最も力を発揮できる仕事だけをやろう。
堀江貴文「多動力」
同じようなことをこの人も言っています。
もし自分に適していることにその能力を使うなら、物事は極めてうまくゆく。
しかし、自分に向いていない物事に、その能力を使うなら、労多く、益は少ないだろう。
空海
不思議研究の森田健さんも「自分」を手放すことをすすめています。
自分を手放せ
自分に未来はワカラナイはずなのに、ワカッタ気になっている。これが大きな原因です。そんな自分は手放せば良いのです。私の仮説です。 pic.twitter.com/n1qsetrXnr— 森田健 (@moritaken) 2017年4月1日
「自分が、自分が…」を捨てないと大きなものが得られないみたいです。執着とか自我といったものでしょうか。
もっと「自分の人生(だと思い込んでいるもの)から手を放したほうがいい」というのが三者の主張です。
それを具体的に落とし込んでいるのが、こちらのビジネス書です。
「これからのビジネスは個人主義と成果主義だ。人間関係なんかに気を配るより、ガンガン数字を残せばそれでいいじゃないか」
「結果さえ出していけば、人脈なんか後からついてくるもんだ」
おめでたい個人主義幻想、成果主義幻想がまだ抜けきっていないのだろう。
(中略)
本人は一匹狼気取りで悦に入っているのかもしれないが、ひとりで片付けられる仕事など、どこにもない。
大きな仕事をして、大きな結果を残そうとするほど、周囲のサポートが必要になる。
三田紀房「汗をかかずにトップを奪え!」
ドラゴン桜、インベスターZでおなじみの三田さんです。
独立というと一見自分の力でやるようなイメージですが、本当は真逆で他人の力を借りてはじめて独立はうまくいくと説いております。
「独立する力」というものは「いかに自我を捨てて誰かに頼れるか」という力なのかもしれません。
その点、この人の言葉は逆を言っているような気がしますが…
何かを受け取りたいなら与えなさい
エドガー・ケイシー
「仕事」や「課題」を他人に「与える」ことで、同じように仕事や課題が得られると考えると、大きくズレていない気もします。
「誰かに何かをお願いする」ということに関して罪悪感とか恐怖をいかに感じないか。
これもポイントになってくるようです。
神を恐れ多い敵のような存在とみなすか、味方とみなすか?
神社に行ってお賽銭を上げる人は多いです。あれは神様が恐れ多い敵だからだと思います。
だって、味方だとすれば、お金をあげたりしませんよ。そんなことをすれば失礼です。
神様に祈る人も多いです。でも、それは神様が恐れ多い存在だからだと思います。なぜなら、味方には祈りませんよね。
(中略)
恐れ多い敵だと思われたら、神様は力を貸すでしょうか?貸さないですよね。
森田健「不思議の友」2017年7月号 No.33
こう思うと、人は何かあったときだけ「神頼み」してみたり
お正月にだけお祈りに行ったり、自分が行きたいときに連絡もせず神様に会いに行っています。
連絡もせず、困った時だけ遊びにくる友達って、こう思うと嫌なヤツですよね。しかも分かりやすくお金をもってくる。
それなら普段から「神様、これ頼むわ〜」ぐらいの気持ちで任せておいた方が喜んで助けてくれる気がします。
「神頼み」ならぬ「神任せ」ってヤツですね。
というわけで、僕も本やTwitterの引用という他力に頼ってブログを書かせてもらいました。
うまくいかないなーって人は、もっと適当に相手に頼っていいんじゃないですかね。
にしけい