AさんとBさんどちらを選べばいいか?
会場Aと会場Bはどちらが良いか?
A案とB案どちらが良いか?
AとBだけではなく、C・D・Eという風に選択肢が増えることもあります。
このような状況で起きているときに考えられることは、まず「軸」が決まっていないということです。
判断するときの軸が定まっていないと、取捨選択が難しくこうした迷いにつながります。
もうひとつ考えられることは、「迷っている選択肢に正解はない」ということです。
「選択肢」というのは、「目に見えている可能性の範囲」を指します。
見えていない、未知の存在は「選択肢」には挙がってきません。
となると、「AとB」「AとBとC」といった候補は、既に無数にある候補の中から絞られていることになります。
例えば、Aさん・Bさんどちらと付き合おうか迷っているとします。
AさんとBさんについては、何度か接触したことがあり、「既知」の存在です。
この二人で迷っているということは、「既知」だけど、「採用」と「不採用」の中間あたりをウロウロしていることになり、下図の選択肢迷いゾーンになります。
迷っているとどうしても、この青いゾーンをウロウロして他の領域を忘れてしまいがちですし、この青いゾーンをウロウロしていることが好き(趣味)な人も一定数います。
好き(趣味)でこのゾーンをウロウロしている人はそのまま引き続きお楽しみいただければOKですが、そうではないという方は下図を見てください。
AさんとBさんで迷っている状態というのは、採用可能ゾーンの中の一部です。
とはいえ、ある程度知った上でも「採用/快楽」にならないのであれば、ほぼ「不採用/不快」寄りと言ってもよいかもしれません。なので、その候補者たちは「ギリ可能性あり」に近い状態です。
しかし、未知の領域も含めると「採用可能ゾーン」はかなり広いです。
特定の選択肢で絞って迷っているときは、この「採用可能ゾーン」の本当の大きさが見えず、ほぼ不採用に近い候補を舐めまわすように精査するわけですが、もう舐めまわしすぎて壊れて錆び錆びになっているぐらいです。
このゾーンにいるときの多くが、視野が狭くなっているときで、未知や新しいものを開拓するエネルギーが弱くなっているときです。要するに「もう疲れたから早く決めたい」「焦っている」という状態です。
そんな状態のときに決めたものはどうなるかというと、ほぼ「快楽/採用」には程遠いものを選ぶ(妥協)ということになります。
自分が一番長く「快楽(ごきげん)」でいられる選択を
実は一番コスパがいいのが、「よくわからない・知らないけれどOK!」というゾーンです。
このゾーンは、他のゾーンよりも長く「快楽(ごきげん)」で過ごすことができます。
よく知らないけれど、なんか良さそうだから飛びついてみて、知っていくうちに嫌いになる場合もあるかもしれませんが、知っていくうちに好きになれれば「快楽ゾーン」への長期滞在が可能です。
一方、既知ゾーンからスタートすると、安定すれば良いですが、「快楽ゾーン」に滞在する時間は半分になってしまいます。
何度も言いますが、まず二択や三択で迷っているときは、「無数にある選択肢の中から既にそれに絞っている」ということを念頭においてください。それでいて、決め切れないということは、ほぼその中には自分の快楽(いいね!)につながるものはないということです。
それで、「見えていない部分」「未知の可能性」に目を向けるわけですが、それだと膨大すぎて大変なので、これまでと違う「判断軸」を採用してみるといいかもしれません。
例えば、今までは「近所ですぐに会える人と付き合いたい」という軸で恋人を選んでいたけれど、それを見直してみることで、省エネで未知領域にアクセスできるようになります。
次は「遠くてもいいから何か学べるものがある人かな?」「サーフィンをやってる人かな?」「全く知らない世界で働いている人かな?」といった具合に、既存の軸を壊しつつ、新しい領域を模索します。
それで、「未知領域や新しい候補へアクセスするのはちょっとキツイ」というときは決断しなくていいと思います。寂しいとか焦りが出てくると、ついつい狭い範囲で選ぼうとしがちですが、だいたいロクなことがないので、いい枕を買って、昼寝でもしたらいいと思います。
にしけい





