【大学・受験占】息子は狙った大学の推薦枠が取れるかどうか?

易の講座を受講されている方からご質問があったので、お答えしていきます(ご本人に許可を得ております)。

 

今日、7/25「選挙占」についてのブログを拝読しまして
https://nishikei.jp/ekisen/52240/

慌ててメールしています。。今日は断易の質問ですが、ほんとに利己的な質問です。
面目ありません…。断易の講座で、選挙とか試験は世爻に「官鬼」がつけば、“選ばれる”ってことで有利、と習った記憶なのですが、ブログの記事では「官鬼がついていても勢いが弱いと、難しい」とありました。そこで、自分が占った「官鬼」を見る占いと被る部分があり、大慌てしています。何かというと、息子の高校で、大学への指定校推薦の希望を出す時期になってきており、狙った大学の推薦枠を取れるかどうかを占ったのです。第一希望の人気のあるN大学の枠をとれるかどうかで占いました。雷山小過の五爻変、世爻に「官鬼」午。ただし兄弟の勢いが、けっこう強めに見えます。わたし最初に、世爻に「官鬼」ついてたので、これは推薦枠取れるのでは、と思ったのです。が、ブログの記事を読んでから、これはもしや兄弟=他の子で、官鬼=うちの子は競り負ける、ということなのではと…。こういう時って、官鬼と兄弟(ライバル)を見比べて、勢いの強い方が勝つ、というように判断するのでしょうか?世爻に「官鬼」ついてるだけじゃ駄目なんでしょうか…。

普通に卦を立てれば、官鬼の方が兄弟を剋する側になりますけど、このように兄弟が強い時は勝てない感じですか?
(小過なのも気になる…)最初から第二希望のK大学を選んで、他人と競争になっても勝てる(持ち点が有利)方向を選ぶべきなのか。めちゃくちゃ悩んでいます。自分らのことで、恐縮なのですが、本当に困っています…。ヒントだけでもいただけたら幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

 

まぁ、あの、自分で占ったのであれば、それはそれで自信をもってそのまま進んでいただければいいな(占った当事者の判断が優先されるべき)と考えているのですが、身内のことだと感情や贔屓目が入ってジャッジが甘くなったり、エゴが渦巻いて迷いが出やすくなるお気持ちもわかるので、ちょっとだけ解説します。

 

占的:息子は狙った大学の推薦枠が取れるかどうか?

 

 

添付されていた情報をもとに卦にすると、下記の通りです。

 

 

確かに世爻に官鬼はついているのですが、ほどほどに勢いはありますし、父母もほどほどに勢いがあるので、悪くはなさそう…という感じです。でも、僕の脳内老師たちが「うーむ、微妙じゃのう…」と唸っております。推薦が取れそうな確率は6割ぐらいかな…。いけそうといえばいけそうなのですが、雷山小過と五爻目が勢いがある点が気になります。兄弟がやや強いので、競争相手やライバルの存在が気になるところです…。

一般的な教科書的な話で言えば、「息子さんのことを占っているんだから、子孫を見るべきでしょ」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、母子や父子など結びつきが強いときって、親が卦を立てても子供さんのことがきっちり出る場合も多いんですね。断易は「立場」を明確にしたほうが当たる占いなのですが、家庭内の立場の境界性が曖昧だったりすると、「母=子」として見ても当たりますし、息子さんである子孫を中心に見たとしても微妙なところです。

「ちょっと微妙なところですね…^^;」とお返事すると…

 

息子は理系なのでそもそもライバルが少なく。
今、計算上、1枠を狙って、被って負けるかもしれない相手の人数は3~4人、
という推定なんです。普通に考えて微妙なラインです…。

というお返事がありました。

小過で兄弟が強いので、ご本人(もしくは親御さん)の集中力が散漫になっているというか、いまいち受験に向けて真剣になっている感じがしないのも気になるところ。こういうときは、見落としや勘違いしていることが起きやすいので、やれることをやって詰めていくしかないですね。沢山咸ということもあり、息子さんが挑戦者側・不利な立場にある…という自覚が必要かもしれません。

易は「微妙な状況、、、どっちつかずだなぁ、、、」という状況も割とそのまま出ますし、本当によければそれもそのまま出るところが面白いです。

受験関係の占いは、状況によって六親を使い分ける必要があって、単純に官鬼を見ればいいわけではなかったりします。受験占については、断易活用編1期で詳しく解説しています。

 

にしけい

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書いている

西田 圭一郎 (にしけい)

1987年富山生まれ。19歳から手相占いを独学で始める。化学系工学修士。商社での開発営業職を経て占いを生業に独立。専門分野は手相・易・気学・家相・風水・墓相など。著書50冊以上、世界15カ国での実占経験。三児の父。

よくご質問をいただくので、手相占いの記事・書籍・講座などについてまとめました。

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