あの、みなさんご存知ないかもしれませんが、僕会社を辞めたあとも「おもしろそうだな」「これやってみたいな」と思う会社の求人やアルバイトがあったら、ちょくちょく応募してるんですね。でも、いまだにひとつも受かったことがないんですね。いや、本当にそうなんです。
会社員時代も転職活動をしていた時期があるんですけど、最後の最後でダメになるんですね。なんかこう面接とかで受かりそうな雰囲気になることあるじゃないですか。よし、今回の面接は手応えがあったぞ。面接官の人も好感触だ、って。でも、その後採用の連絡が来ることはないんですね。書類で落とされることもあって、そりゃ履歴書に「占い師」って書いてあったら採用を控えますよね。でも、嘘をつくわけにもいかないんで、本当のことを書くんですけど、やっぱりダメなんですね。
「髪が長すぎたからダメだったのかな」と考え、今年の5月に坊主にしたので、「せやっ、短髪で爽やかな状態なら面接受かるかもしれない」と思い、今年も何件か受けてみたんですけど、やっぱりダメなんですね。そこじゃないんですね。髪型じゃないんですね。
ここまでダメだと、自分は社会からは必要にされていないのかな…という考えも浮かばないこともないんですが、まぁなんとか生きていけているので、「捨わない神あれば、拾う神あり」なのだと思います。拾ってくれる神は本当に神だと思います。ありがたや…です。
まぁ、いちおう試験や面接の前に毎回受かるか占っているので、「落ちるパターン」のデータはたくさん取れています。バッチリです。なので、反対に誰かを占わせてもらって「受かりそうだな」という結果が出ると、やっぱり受かります。悪い方のパターンを知っておくことで良いパターンもわかるわけです。
僕が落ちるのは、飲食店や接客業が多いですね。なんかこいつには食べ物を作らせたり、運ばせたらダメだろうなっていう雰囲気があるんでしょうね。僕もそう思います。僕がお客さんだったとしても、僕が運んできた料理はなんか食べたくないなと思うと思います。なので、いまだに飲食店アルバイト未経験です。未経験者でもOKって書いてある求人でも落ちますから、たぶんあれはウソだと思います。
あとは、定期的に会社に出勤するタイプの求人も落ちることが多いです。そうです。つまりほとんどの求人がダメなんですね。志望動機がダメなんですかね。「おもしろそうだから」「コーヒーに興味があるから」とかって理由で応募するんですけど、それだけだとダメみたいです。誰かから就職や面接のご相談があったら、上手にアピールポイントや志望動機を提案できるんですけど、自分のことになると、志望動機アピール力がゼロになるんですね。
でも、それも素直に書いたほうが良くない?初めから「こういう理由でうちにきてるんだな」って思ってくれてたほうが、ミスマッチが起こらなくて済むと思うんですよ。だからこうして応募しても全く受からないのは、ある意味でちゃんと需要と供給がマッチしているわけです。そう信じてます。「面接時の服装は自由」という言葉は信じられませんが、いつか素直に志望動機を書いて受かるところが出てくると信じてます。
僕としては占いのデータが取れるので、今後も良さそうな求人やアルバイトがあったら受けてみる予定です。いろんな業界の雰囲気とか知らない世界を少しだけ覗き見できるのは楽しいですしね。そういう意味では、既に就職活動が趣味みたいな感じになっているので、次からは趣味の欄に「就職活動」って書いてみようと思います。
にしけい