普段のご相談や手相談室でも、よく相性について質問されます。相性は人、仕事、習い事、趣味、場所などありとあらゆる場面で出てきますが、僕なりの「相性が良い状態」の定義を書いておきます。
相性が良い状態の定義
1.混ざるかどうか
2.選択肢が増えるどうか
この2つの軸で考えています。
1.混ざるかどうか
親和性・類似性・共通性などです。違和感がない状態は継続性が生まれますので、具体的には「長期間何かを共有可能かどうか」です。主に共有するものは時間や場がありますが、お仕事の場合はお金やタスクなども共有の対象となります。わかりやすくいうと、「一緒にいられるかどうか」ですね。
2.選択肢が増えるかどうか
「可能性が増えるかどうか」と換言してもOKです。その対象(事物・人物)と距離を縮めて混ざり合うことで、選択肢が増えるかどうか、新しい世界が見えそうかです。マンネリという状態は、1は満たしていますが2を満たしていないときに起きます。また交わった対象によって選択肢が制限される場合も関係が継続しません。
食べ物で例えるとわかりやすいです。
1.混ざるかどうか
2.選択肢が増えるどうか
1は食べられるかどうかです。2は健康維持や肉体増強につながるかどうかです。
いくら健康になれると言っても食べられずに、体が受け付けなければ相性が悪い食べ物です。反対にいくら毎日食べられるようなものでも栄養がうすうすだと健康になれず体調を崩し選択肢が減っていきます。
相性が良いものは、毎日食べ続けても苦ではなく、それでいて栄養たっぷりで細胞を活性化させてくれるような食べ物です。これは人によって異なりますし、時期やタイミングによって変化します。
相性は可変性がありますから、その人物が変化する時期や現象が分かればいつごろまで続くかがわかってきます。フェーズによって特定の現象の偏りが発生しますので、時期は「いつ」よりも「兆候」でお伝えしたほうがわかりやすい場合が多いです。占いをしている人は参考にしてみてね。
にしけい