潜在的にある自分の課題と学び直しの楽しさ

現在僕は現象や相の観察から、自分の中にある経験則に当てはめながら過去や未来を紐解く手法を用いています。特定の占術というものはなく、複数の体系化されたものを組み合わせながら経験則を交えながら判断しています。

閃きに近いような、占いの直感的要素も重要だと考えていますが、自分が行なっている占い?の手法を体系化することで、より自分の技術が向上するのではないかと考えています。この「向上する」というのは「より少ない情報で、より早くより正確な情報を導き出すこと」です。

僕は占い(普段自分が使っているツール)が、どうやったらより人の役に立つものになるのか?という点に重点を置いて研究・実践してきました。知識や研究成果を披露して愉悦や権威に浸るためのアクセサリー的なものではなく、実際に活用するためのツールであると考えています。

現在自分の中で感覚的に行なっている判断(とその過程)を可能な限り体系化することも、ツールをうまく使いこなすためのヒントになるのではいかと考えていて、講座や執筆も体系化につなげるための手段の1つと言えます。

 

より定量的に

 

現在感覚的に行なっている判断(とその過程)の中には、うまく言語化・視覚化できていない「情報のウェイトの違い」があります。特定の現象が発現するための「原因」となる要素の中には、場所やタイミングといった「他の現象よりも重い要素」があったりします。自分の判断を鑑みてみると、長期間滞在している家や土地は他の現象よりも情報のウェイトが重いと考えて判断していると思います。

このように、まずは自分の中にある「情報のウェイトの違い」を0から10のように定量化することで、より体系化がしやすくなるのではないかと考えています。また、現象同士の相関や現象が発現するまでにどのぐらいの期間がかかるのかといった相関も、可能な限り定量的に情報を整理する必要があると考えています。

そのためには、確率論・パターン認識・ファジー理論などの占い以外の分野の知見を組み込みながらデータを精査する必要があります。現在は直感的要素・経験則的要素が強いのですが、これらとは反対の立ち位置とも言える、定量的な解析も取り入れていく必要があると考えています。

ということで、現在AIチャットツールに知恵を仰ぎつつ、高校の数学から勉強し直しています。わからないことが出てきたらAIに質問しつつ、教科書を読みつつ、Youtubeで解説をあさりつつ勉強していますが、本当に勉強するには良い時代になりました。勉強し直してみると、数学も占いの技術向上に役に立つなぁとしみじみ感じています。特に定義を明確にすることは「問い」や「占的」を絞ることにもつながります。

年中、学生のような生活を送っていますが、改めて学ぶことの楽しさを噛み締めております。とりとめもない文章になってしまいましたが、以上です。

にしけい

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書いている

西田 圭一郎 (にしけい)

1987年富山市生まれ。化学系工学修士。商社の開発営業職を辞めて、占いとWeb開発などを生業にしています。趣味は読書と旅とポケモン。文章を書くことが好きです。三児の父。詳しくはこちらから。

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