わざわざ「秘密がある」と告げることの不自然さ

 

ちょくちょく秘伝・秘術・企業秘密といった言葉で気を引こうとするやり方を目にしますけど、あれってただの寂しがり屋なだけだよなぁと思います。

これを読んでいるあなたも、絶対に隠したい秘密があったとしたら、それを隠していること自体を隠しませんか?

多くの人が生きていたら、何かしら【誰にも言いたくない自分にとって重要な情報】が出てきます。秘密があることは普通のことなんです。

「何かすごそうなものがある」ように振る舞いたいから、「秘密の○○」と言ったりするわけですが、「すごそうに」見せているということは、実は中身は空っぽで重要ではない可能性が高いです。

わざわざ「隠し事があります」「秘密があります」って言っちゃうのは、実は本人はそれを重要で大事じゃないと思っているからなんですね。だから、簡単に言えちゃうんです。簡単に言えちゃうということは、おそらく血の滲むような努力をして悟り得た何かではなく、何かしらソースがある可能性があって、それを引用している可能性が高いんですね。

もちろん、適切な場面で情報を出すことは大事だと思うんですよ。質問されて、答えたくなかったら「わかりません」とか「その質問には答えられません」って答えると思うんですけど、わざわざ「隠し事があること」を報告するのってなんかおかしいんですよね。

まぁそれでも中身を実際に見てみないと何とも言えない本がいっぱいあるので、興味があるものは結局買っちゃうんですけどね…

 

にしけい

▶︎ブログ記事一覧へ

関連記事

書いている

西田 圭一郎 (にしけい)

1987年富山市生まれ。化学系工学修士。商社の開発営業職を辞めて、占いとWeb開発などを生業にしています。趣味は読書と旅とポケモン。文章を書くことが好きです。三児の父。詳しくはこちらから。

無料メルマガを読んでくださっている方の手相を解説する企画です。まずは1000人の手相を解説します。Youtube手相談室で解説しています。

月に1〜2回ゆるっと配信しています。お知らせや占いに関するトピックを書いています。

記事カテゴリーで検索

 
お買い物カゴ
上部へスクロール