あなたの「体型」と「恋愛傾向」に共通項はある?(顕現相術)

「最近太ったなー」「なかなか太れないよな」「痩せてもすぐ太ってしまうんだよな」といった具合に、人によって「体型」に関する性質は様々です。時期や状況によって体重の増減があったり、劇的に変わることもあります。

しかし「だいたいの性質」は変わりにくいです。体型は「現象の蓄積」です。なので、意味が強いです。

ずっと太り気味の人は「太り気味である確率が高い」わけですし、ずっと痩せ気味の人は「痩せ気味である確率」が高いのです。つまり「そうなりやすい」ということです。

なので、相術において「体型」の情報は実は非常に大きなヒントになります。手相や人相よりも体型で大体「傾向」が出てきます。

 

あなたの今の体型はどうでしょう?

 

手相、人相、家相など様々な相術がありますが、実は突き詰めていくとバラバラなように見えて抽象化することで「共通項」が見えてきます。バラバラのように見えて「Synthese(ジンテーゼ)」するポイントが出てきます。

占い業界(?)では「流派」とか「◯◯流の秘伝奥義」といった感じでたびたび分けたがる人たちがいますが、実は掘り下げていくと「条件説明」が抜けているだけで根本は同じなんですね。

なぜわけたがるかというと「一人一流派になって初めて一人前だ」みたいな風潮があって、一言で言えば「自己保全」と「集客」のためですね。なので、実際はわざわざ分ける必要がなくて「条件式」が違うだけなんですね。

たまに「相術をまとめた究極の1冊」みたいな本があるんですが、中を見ると「バラバラの寄せ集め」なんですね。まったくジンテーゼしていないので、書いた人は良く言えば素直な人なのでしょうけれども、悪く言えば何も考えていないんですね。

何度も言うように、突き詰めて抽象化していくと「共通項」や「矛盾を解決するポイント」が見えてきますから、シンプルなものになっていきます。

前置きはこれぐらいにしておいて、体型を見る「体相」を抽象化・シンプルにしていくとこんな感じです。

あなたはA~Dどのエリアにいることが多いですか?

 

 

Aはスリムですが、凸凹があります。もう死語ですが「ボンキュッボン」みたいな感じでしょうし、男性だと「痩せマッチョ」みたいな感じです。

Bは威圧感があります。力強そうに見えるフェーズです。ちょっと筋肉質というか、マッチョな感じも入ります。1年前の僕はこのフェーズでしたが、ダイエットをして12kg痩せたのでA寄りになりました。

Cはいわゆる「ぽっちゃり」と言われるフェーズなのですが、どこか柔和で柔らかみがあります。プニプニしている感じです。ゾンビ映画で物語序盤ゾンビの存在に気づいて状況解説分析してくれるオタクの男の子はだいたいこのCです。BとCの違いは「やわらかそうか」です。ゴツゴツ度が高ければBで、プニプニ度が高ければCです。

Dはスリムなのですが、凸凹が少ないので少し不健康そうに見えたりします。あまり筋肉がない感じです。太ってもないけど、筋肉もあんまりないなぁと思う人はDに入ってきます。

「AとBの間ぐらい」という曖昧なフェーズもあるので、どこかに入る必要はないですし、時期によって変わります。で、この「変わる」ということにも意味があって、もちろん「変わらないこと」にも意味があります。

こうやって現象をそのまま見て性質や未来を占っていくのが「顕現相術」です。名前は何でも良いのですが、これに近いネーミングの占いがないので僕が勝手にそう呼んでいます。

この顕現相術は抽象化しているので、無限に他の現象への変換ができます。たまに占いをしていて「語彙が足りない…」という方がいますが、顕現相術はありとあらゆる変換ができるので、特定の占いの専門用語から出る言葉のリミッターを外したい人にはオススメかもしれません。

 

あなたの恋愛傾向は?

 

その変換の例として、「恋愛傾向」に置き換えてみます。

あなたが好きになるタイプや今の恋愛状況はいかがでしょうか?恋愛対象は人ではなくてもいいです。恋愛感情ではなくても「ときめくこと」であれば何でもOKです。

 

 

Aはおそらく特定の対象に好意を抱いているときに起きやすいです。「この人じゃなきゃ嫌だ!」という状況はAに入ります。二次元のキャラクターを見るときに特定の属性に惹かれる…という人もAかDに入ります。これもAとBのあいだ…といった「曖昧なもの」でも大丈夫です。

AとBは比較的「恋愛積極的」な時期ですから、比較的出会いは起きやすいです。その中でもBは「イレギュラー」が起きやすいので、不特定多数の人たちが集まる場がおすすめですし、Aは紹介やアプリなど「特定」できるほうが良いでしょうね。

CとDは満たされているか、特に今は興味がないというフェーズです。結婚して落ち着いているという人はDになりやすいです。Cは実は「飽きる」ということが起きやすい状態なので、新しい恋愛や出会いが起きるCのフェーズに移行しやすかったりします。

 

2つの質問で傾向は出ましたか?

 

体型と恋愛傾向の2つの質問しかしていませんが、同じだった人、全然違った人、なんとなく近かった人、いろいろだと思いますが「現象の蓄積」という点では「体型」のほうがウェイトは重かったりします。

顕現相術は現象から「自分自身の今」を見ていく占いです。もちろん自分自身だけじゃなくて「人」「物」「仕事」「動物」「経済」…といった無形・有形問わずいろんなものを占うことができます。

でも仕組みはシンプルでこの縦と横のマトリクスを使い、現象をそのまま見ていきます。

いろんな場面で役に立つので気になる方はポンスクールで「顕現相術」をチェックしてみてくださいね。

 

にしけい

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書いている

西田 圭一郎 (にしけい)

1987年富山市生まれ。化学系工学修士。商社の開発営業職を辞めて、占いとWeb開発などを生業にしています。趣味は読書と旅とポケモン。文章を書くことが好きです。三児の父。詳しくはこちらから。

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