自己肯定感を高める「ハッピー☆タイピング(仮)」を作りました。

Javascriptの学習の一環でタイピングゲームを作ることになりまして。手順通りコードを入力していくと完成するのですが、どのようなキーワードを入力するかも自分で自由に設定できますから、普通は「Hello World」とか「Programing」という文字列にするのですが、寝不足だった僕は寝不足ながらも完成させた自分を褒めた讃えようと「Nishikei Sugoi」とかそういうキーワードをタイピングするように設定していたんですね。

実際やってみるとタイピングゲームって打ちながらも頭の中で入力する言葉を口にしているというか、実際に口にしながらタイプすることが多くて。「Nishikei Sugoi」というキーワードが出ると、それを自然と口にしている自分がいることに気づいたのです。そして、タイピングゲームをしている間に何度も「Nishikei Sugoi」と入力するので、これは自己肯定感を高める効果が期待できるのではないか!と思い、先生にこのアイディアを話したところ「せっかくだから、勉強のためにもうちょっと作ってみる?」ということで、少し機能を追加して作ってみました。

それがこちらです。

自己肯定感向上タイピング(Happy Typing)

↑パソコンからアクセスしていただければプレイできるはずです。

まだプロトタイプなので「かわいい」「かっこいい」「なんでもできる」という3つの褒めモードで、候補のキーワードも少ないのですが、先生から定義された要件は達成しています。プログラミングは特定のゴールを達成するまでに無数のルートがあって、正解があるようでないようなところが面白いです。今回はCSSのdisplayを使って強引に作っていますが、もっとスマートな方法やコードがあると思います。

先生が言うには「最初からスマートで最適なコードを目指すのではなく、後日レビューして少しずつ改善していくものですよ」ということなので、とりあえず今はこれで公開してみます。

「過去に自分が書いたコードを見ると恥ずかしくなりますよ。そのときの流行りとか影響を受けたコードとかありますからね」

と先生は言われましたが、これは占いも通じるところがあるなーと。そうなんですよね。あとはブログとかもそうですよね。やっぱりそのときどきで「自分がこれだ!」と思っていても、自分が更新されると過去のものは「恥ずかしい」と感じてしまうことはよくあります。でも、それが成長の証ですし、こういった「恥ずかしい」と思うことで自分の成長にもつながります。

なんでもそうですけど、やっぱり最初は右も左もわからずとりあえずやってみる…という姿勢が大事なのだと思います。最初から「正解」とか「最適解」を求めていると何もできなくなりますし、そこにリソースを割くよりも他のことに割いたほうが得るものが多かったりします。

とりあえず勉強を始めて1ヶ月ですが、先生から「だいたいJSは理解したと思いますから、他の言語をやっていきましょう」とPythonに着手しています。Pythonの強みはライブラリというAIに使う情報ソースが豊富にあるため、僕が達成したいことを達成するには非常にありがたい環境であり言語です。とりあえずプログラミングは言語の基本的な仕組みさえ理解できれば他の言語は「方言みたいなもの」と先生は言います。書きっぷりは違っても、基本的には同じで、ちょっとそれぞれに癖があるような感じ。実際Pythonを触ってみるとJSとそんなに変わらない気がしています。学生時代にVBの授業があったので、そのときも勝手にバトル鉛筆対戦ゲームとか作って遊んでいたので、今後もせっかくなのでJSやPythonをいじって遊んでいきたいと思います。

先生が言うには「コードのくせ」に一番大きく影響を与えるのは「社風」だと言います。「会社」なんだそうです。実際に会社の雰囲気とか社訓とか会社内のルールがあるように、プログラミングも作る会社の色が出るそうです。会社も踏まえた上で、次にプログラマーの性質がコードに現れるそうで「コードから占えるんじゃないですか?」とサジェスチョンがあって、まさにこれは相術だなと思いました。先生が占いに理解のある先生で本当に運がよかったです。

実際、プログラミングも文章ですからそりゃ性格出ますよね。今回作ったハッピータイピング(仮)はかなり荒削りでパワーでもっていったところがあるので、なんというか「目標達成できればいいでしょ」という大雑把さが反映されたコードだと思います。このコードを眺めて「恥ずかしい」と思える日がくることを願って勉強を進めていきます。

普段の占いのお仕事をしながら+プログラミングの勉強なので、けっこう時間配分が難しいです。占いのお仕事もプログラミングも「気づいたら朝だった系」のやりこみ要素たっぷりのおもちゃなので、本当にどこかで線引きしないとどっちかに偏ってしまうんですね。どうしてもやり始めたら、それを達成するまで集中してやってしまうので、まずはタイムマネジメントをしてくれる仕組みを考えなければ…という状況です。夢中になると楽しいのですが、気づいたら1日丸々使っていたということもあって、体力が大事だなと思います。

Happy Typingはプロトタイプ版なので、今後DBと連携して「誰かが作った褒め言葉」をインストールしたり、それをやりとりできる仕組みができたら面白いなと目論んでいます。自分が言われて嬉しかった言葉を登録しておくことで、それが自分のためにもなるし、もしかしたら自分と似た思想の持ち主にクリティカルに刺さる褒め言葉だったりするかもしれません。褒め言葉を登録する仕組みも次に作っていこうと思います。(手動でやってもいいのですが、そこはプログラミングで解決したいと思います)

何かの番組でイタリア人男性に50日間「かわいい」とか褒められまくった女性の見た目が劇的に変化した〜みたいな実験をしていたそうなので、Happy Typingももしかしたらそういう効果が期待できるかもしれません。音声とかつけて耳からも自己肯定感向上の言葉が流れるようにできたら、効果が倍増するかもしれませんね。

今後もいろいろ遊んでいきます!

にしけい

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書いている

西田 圭一郎 (にしけい)

1987年富山市生まれ。化学系工学修士。商社の開発営業職を辞めて、占いとWeb開発などを生業にしています。趣味は読書と旅とポケモン。文章を書くことが好きです。三児の父。詳しくはこちらから。

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