ZIP FM ナビゲーター&ナレータースクール応用コースを終えて

 

これまでにもたびたび出てきましたZIP FMナビゲーター&ナレータースクールですが

いろいろと書きすぎて2016年3月15日現在

「ナビゲーター ナレータースクール」で検索すると

「にしけいポン」が4位にヒットするようになりました。

 

結構、自分の気もちをまとめるためにも記事書いたもんなぁ。

 

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[名古屋] ZIP-FMナビゲーター&ナレータースクール プレスクール

話し方の話~ラジオパーソナリティと占い師の違い~

そんなナビスクも、今月14日で修了となりました。

基礎と応用通して1年間。

本当にいろんなことを考えさせられる1年でした。

 

そもそも何でこのスクールを始めようと思ったかというと

東南アジアをドイツ人とイギリス人の同世代の子たちと旅したときに

自分の伝える力の無さにガッカリしたからなんですよね。

 

英語という言葉の壁はともかく、日本語ですら怪しいんじゃないか、と。

日本に帰ってきてから悔しさのあまり

「貿易系の仕事に就きたい!」「国際支援の仕事をしたい!」と転職しようとして

友だちに「それは何か違うだろ」と居酒屋でツッコまれたのを覚えています。

また、この友だちがいいこと言いやがるんですね。

 

 

“伝えたいこと”があって、初めて”言葉”を学ぶんだろ

 

普段は酔っぱらってすぐゲロを吐く後藤くんなんですけど

このときばかりは彼が口から出した言葉が胸を打ちました。

 

そうなんだよね。言葉とか言語って手段の1つなんですよね。

それから「伝える」って何だろう、とか。

「自分が伝えたいことは何なんだろう」とか。自問自答が始まって今に至るわけです。

 

そもそも「占い師」という仕事をしている中で

自分が伝えたいことを上手く伝えられているか?

相手を納得させられる説明が出来ているか?

 

これも自分の中では大きな課題でした。

 

「言葉数は少ないけれど、的確に伝える」

 

このスキルが自分には足りないと感じていたし、正直今もまだまだ足りないと感じています。

 

スクールに通おうと決めた理由

 

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確か授業料が半年で11万円ぐらいだったと思うんですけど

これを週1回の頻度で20回ぐらい講座があるんですよね。

 

僕はすぐに脳内電卓を叩いた。プロの講師の講義が1回5000円ぐらい。

 

講師陣はどなたも現役で活躍している方々。

ナレーターの江崎明先生、アナウンサー橋本美穂先生、ラジオDJコバタク先生

そしてその番組を担当されているディレクターの中井先生。

 

この面々にもし自分が1人で

「しゃべりを教えて欲しいんですけど…」と頭を下げに行った場合

「いいですよ」と言ってくれるだろうか。まず、無理だろう。

 

仮にもし「いいですよ」と言われたとしても、果たして2時間5000円で教えてくれるだろうか。

頭を下げに行く時間や、労力、そして可能性を考えると1回5000円は破格中の破格だった。

 

すぐにお金で計算してしまうのが僕のいやらしいところだけど

費用対効果を算出するには金額面からの評価は避けて通れない。

やるからには自分が納得してから申し込みたいし、お金を払いたい。

 

にしけい脳内評議会の議員たちは

「通えるところでより質の高い伝えるスキルを学ぶ」と考えたときに

これ以上の好条件はないという決断を下した。

 

 

応用コースに通って良かったところ

 

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カリキュラムは徐々に難易度・厳しさが増していくように出来ていて

基礎コースの最後の方でコバタク先生が登場する。

東海地区でリスナーの数が最も多いラジオ局の朝の帯で話しているコバタク先生。

「キツくて泣き出す生徒もいる」

「授業を逃げ出す人がいる」

といった事前情報が入ってきてはいたものの、やはりその存在感というか衝撃は大きかった。

 

進撃の巨人でいうと、マリアウォールに巨人が入ってくるようなもので

ここらへんから一気に本気度が加速したような気がした。

全員が立体起動装置のベルトを締め直す。戦わなければヤラれる!

 

毎回真剣勝負だからおもしろい

 

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応用コースはこの巨人ことコバタク先生の授業頻度が多く

生徒数が減る分、距離感が縮められるからよりパーソナルな質問が出来たりする。

 

もちろん、僕も巨人に鷲掴みにされて飲み込まれたときもありました…

(心を)負傷するメンバーもいて、それでも同期同士励ましあったり何とか頑張ってきました。

 

キツいときもあったんですけど、僕はコバタク先生の授業が凄い面白かった。

なんというか、学校を出て働き始めてある程度こなれてきて、仕事もそこそこできるようになってくると

 

「叱ってくれる人」「指摘してくれる人」って少なくなると思うんです。

そんな中、コバタク先生は1人の人間として

「ぶつかってもらえた」「向き合ってもらえた」ような気がします。

 

教える側と教わる側の相性とかそのときの精神状況とかもあると思いますけど

僕はちょっと厳しい意見を言ってもらえた方が嬉しいけどなぁ…マゾヒストなのかなぁ…。

 

 

「学校」っていいよね

 

写真 2016-03-02 12 08 55

 

これも社会に出てから感じることなんだけど

「学校」ってやっぱりいいですよね。

なんかこう、年齢も職業もバラバラな人たちが1つの目標に向かって努力する。

 

励ましあうこともあったし、なぐさめあうこともあったし、悔しいなと思ったこともあった。

 

「あ、この人うまくなったな」と同期メンバーの努力が目に見えるときもあって

とにかくいい刺激をもらえた。

 

会社と家の往復をするような生活の中では得られない横のつながりが出来たり

違う業界の話も聞けたりして

こういう社会人になってからの「学校」っていいよなって思う。

 

 

これから

 

応用コースは修了したんだけど、正直1年では足りない。

月並みな言葉だけど、ここがスタートラインだと思う。

ここで学んだことをどう生かすか。これが課題。

 

20万円と12か月をかけて得た何かを

ただの「思い出」とか「人脈」に終わらせてしまうのはもったいない。

 

手相を勉強し始めたころもお金をもらえるようなレベルではなかったし

もちろんお金をもらおうとは思ってもいなかった…。

 

でも、こうして勉強し続けて8年目の今ではきちんと鑑定料を頂けるようになった。

趣味が特技を経て仕事になった。

 

この占いの経験もあって、きっと「しゃべる」「伝える」ということも真剣に向き合い続ければ

いずれプロになれるんだろうなぁと確信めいたものがある。もちろん楽ではないと思うけど。

 

だから、まず僕がやるべきことは「続けさせてもらえる場」を作り出すこと。

ネットが普及したこの時代「場」を作るのは容易かもしれない。

だけど、ある程度「評価」がもらえる場じゃないと、自己満足で終わってしまう。

 

僕はこのスクールを通して「知る」ことの楽しさを知った。

そしてそれを「伝えて」「誰かの心を動かした瞬間」の楽しさを改めて感じた。

 

よく「にしけいくんの目標は何なの?」と聞かれてテキトーにごまかしちゃうこともあるけど

「死ぬまでに1個でも多くのことを知って、それを誰かに伝えたい」というのが僕の今の目標。

 

というわけで、「これから」に向けて行動あるのみ。というか「これからナウ」です。

 

 

にしけい

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書いている

西田 圭一郎 (にしけい)

1987年富山市生まれ。化学系工学修士。商社の開発営業職を辞めて、占いとWeb開発などを生業にしています。趣味は読書と旅とポケモン。文章を書くことが好きです。三児の父。詳しくはこちらから。

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