「シコロベンケイを配ります」と言って活動を始めてから早2ヶ月。
計8名の方々にシコロベンケイをプレゼントさせていただきました。
シコロベンケイは強い!可愛い!増える!を合言葉に活動してきたんですが
「意外と弱い!」というお声を頂いたので、報告しておきます。
まず、8名に配ったシコロちゃんのうち、「枯れた」が3名、「鳥に食べられた」が1名と
50%の確率でうちを旅立ったシコロちゃんたちがその儚い命のトモシビを吹き消されております。
鳥に食べられたのは仕方がないとして、枯れたのはシコロベンケイブリーダーとして「不良品を託した」わけですから、これはワタクシにしけいの責任で御座います。
これは何とかせねばと、ぎっくり腰という名の爆弾をもった重い腰を上げ、原因追求に取り掛かりました。
原因は土?
今回配布したシコロベンケイちゃんの親ベンケイは、実はさらに先代がいます。
このおじいさんベンケイは近所の植物店で購入したんですが
このおじいちゃんベンケイは、栄養たっぷりの堆肥が入った鉢に植えれられておりました。
牛糞堆肥でしたから、それはそれは栄養満点でグングン伸びて種をポロポロとまいて、地味な花を咲かせ散っていきました。
(この当時、そこまでシコロベンケイに興味がなかったので写真がないのが残念です)
で、
ポロポロとまかれた種が、たまたま隣の鉢植えに入ります。
ここは観葉植物が植えてあって、ホームセンターカーマで買ってきた適当な土が入っていました。
花と野菜にイーノ!培養土
ここでスクスク育った親ベンケイさん。
そして、その子ベンケイさんたちを配布するにあたり
衛生面と害虫面などを考慮してハイドロカルチャーで栽培できるか実験しておりました。
配布する際もハイドロのまま渡していました。
しかし、やはりこれからは元の土を入れた状態で配布してみようと思います。
季節的な要素もあるかもしれませんが
まず、「土」と「容器」という要素でスクリーニングをかけてみたいと思います。
卵パックではなく、実際に配布する際のビンに、親ベンケイと同じように適当な土を入れて栽培してみます。
これでうまくいけば、原因はやはり「土」にあったということになりますし
逆に上手くいかなければ、原因は瓶、つまり「容器」にあることになります。
最高の状態でシコロベンケイを配布できるスタイルが確立できるまで、いろいろと試行錯誤してみたいと思います。
にしけい