シャーマン協会の会長と会食(モンゴル旅行記201905その4)

なんとか鑑定会を終えて21時。

次はシャーマン協会会長バッタスチャ先生のご自宅へ。

会長は少し眠そうでしたが、快くいろいろな質問に答えてくれました。

・モンゴルのシャーマンは主に薬草や術をもちいてヒーリングを行うホワイトシャーマンと悪霊を振り払うブラックシャーマンがいて、チベット仏教の僧侶がシャーマニズムを取り入れたイエローシャーマンがいるとのこと。

・モンゴルではおもに3タイプのシャーマンがいて

1.地上の動物や人間の霊から話を聞くシャーマン
2.水や山から話を聞くシャーマン
3.天の声を聞くシャーマン

に大きく分けられるらしく、3のシャーマンはレベルが高く人口が少ないとのこと。

・チンギスハンもシャーマンを重用したらしく、現在のモンゴルのトップたちも大金を注ぎ込んでシャーマンにお願いしているらしい。主にライバルや対抗馬が失脚するような呪術をかけけるのだとか。選挙はシャーマン同士の戦いみたいなところがあるらしく、シャーマンバトルが繰り広げられているとかいないとか。

などなど、いろいろおもしろい話が聞けました。

2時間ほどお話して、2230分。そろそろ失礼しないと会長の体調にもさわると思っていたら

会長が「ご飯食べてきなよ」と提案してくださり、せっかくなので会長のご自宅で晩御飯もご一緒することに。

おいしそうな野菜スープとモンゴル風うどんです。

 

どうもにしけいがわざわざ日本から訪ねてきてシャーマンについて根掘り葉掘り質問したことが嬉しかったらしく、最初にお会いしたときよりも会長の表情や顔色がすごくよくなっていました。

会長の本にもサインを書いてくださいました

ご飯のあとに、なぜか会長の息子さんの手相を見るという流れになりました。

会長や会長のご家族に囲まれ手相を見るは日本でもこういう場面はけっこうありますが、モンゴルでも同じようにお母さんが「うちの息子は結婚できる?どう?どう?」と聞かれました。

息子さんを占っている様子を見ていた会長が

「にしけい、君もシャーマンと同じようにシックスセンスと秘密の知識を使って手相を見ているようだね。なぜなら君は手足が大きい。良いシャーマンは手足が大きいんだ。君はシャーマンに向いているようだね」

というお言葉をいただきました。

シャーマン協会の会長のお宅に裸足でお邪魔するという失礼極まりないことをしたのですが、結果的にお褒めのことばをいただいたので今後も裸足を貫いていこうと思います。

テレビのプロパガンダおばさんもはじめ、苦情を言ってきた人のなかにはシャーマン系の人とチベット仏教系の人たちがいたらしいですが

とりあえず、シャーマン協会の会長は僕の手相を認めてくださったようなのでシャーマンたちはこれで僕に何も言えないと思います。

あとはダライ・ラマにお会いしてチベット仏教側の苦情を食い止める作戦でいきたいと思います。

にしけい

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書いている

西田 圭一郎 (にしけい)

1987年富山市生まれ。化学系工学修士。商社の開発営業職を辞めて、占いとWeb開発などを生業にしています。趣味は読書と旅とポケモン。文章を書くことが好きです。三児の父。詳しくはこちらから。

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