手の甲や爪は潜在的・無意識的なものが見えてくる

手の甲側をなぜ見るかというと、まず爪を見たいからです。爪ってすごくクリティカルな情報をもっていて、足相と同じようにお墓とか家系と関係することが多いんですね。手相っていうと、どうしても手のひら側を見せるというイメージがあるかもしれませんが、手のひら側だけだと爪が見れないんですね。

爪はその人物の健康のバロメータや調子みたいなものが出てくるので、健康状態から家やお墓を関連づけて推測することができるんですね。場合によっては爪ひとつで十分すぎるぐらい情報が表れることもあって、そこから家系のくせみたいなものが出てくることもあります。

「ネイルをしている場合はどう見るのか?」というご質問をいただいたことがあり、ネイルのデータもこそこそと集めていたのですが、ネイルはネイルで情報が出てきます。なぜそのようなネイルを選ぶのか。色やポイントが違っても抽象化していくと、なんとなくそのネイル(サロン)を選ぶ人の傾向みたいなものが見えてきます。

ネイルの写真の撮り方も重要で、手の甲側を隠して見せる撮り方、手の甲全体が写るような撮り方、一部分だけ写るような撮り方などによって、どこを見せたいかがわかってくるんですね。「どこを見せたいか」がわかるということは、「どこを見せたくないか」ということがわかってきて、ネイルはおまじないの要素もあるせいか、「見せたくないもの」「隠したいこと」が表れてきます。

「手の甲に年齢が出ちゃう」ということもあって気にされる方も多いのですが、僕は実年齢よりも精神年齢(頑固さ/柔軟さ)みたいなものが出ると考えています。若くても手の甲がしっかりした雰囲気の方もいれば、年齢を重ねていても子供のようにやわらかい方もいます。

手の甲や爪は「手を見せてください」と言わなくても勝手に観察できるという点もあって、非常に便利なんですね。その人物の無意識や背景のようなものが手の甲に表れてきますし、その他の要素を併せて観察する上でも非常に有益な情報が得られます。

手の甲や爪については、全4回 手相占い 活用領域拡大講座の4回目で解説しています。動画アーカイブでも受講できますので、ご参照ください。

にしけい

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書いている

西田 圭一郎 (にしけい)

1987年富山生まれ。19歳から手相占いを独学で始める。化学系工学修士。商社での開発営業職を経て占いを生業に独立。専門分野は手相・易・気学・家相・風水・墓相など。著書50冊以上、世界15カ国での実占経験。三児の父。

よくご質問をいただくので、手相占いの記事・書籍・講座などについてまとめました。

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