先日とあるお客様から食べ物で手相は変えられるというお話をお伺いしました。
その方曰く、マクロビオティックを極めようとする方々は最終的には手相や顔相や気学を学ぶそうです。
マクロビオティックとは?
マクロビオティック (Macrobiotic) は、第二次世界大戦前後に食文化研究家の桜沢如一が考案した食事法にないし食生活法である。 名称は「長寿法」を意味する。 食生活法は、玄米菜食、穀物菜食、自然食、食養、正食、マクロビ、マクロ、マクロビオティックス、マクロバイオティック、マクロバイオティックス」とも呼ばれる。
Wikipedia マクロビオティック
マクロビマクロビと耳にしたことはあったものの調べてみると「陰陽思想」も組み込んだ栄養学・健康法って感じなんですね。これは意外でした。
「占い」と「栄養学」を混ぜるという点で、過去に読んだ星化学分析(昭和31年初版)という本を思い出しました。
この本は人間の誕生日を黄道帯十二星座に分類した上で、タイプ別に必要となる栄養素や健康法が異なるという食餌指導指南書です。
例えば
蟹座(キャンサー)生まれの方はカルシウム(陰)とフッ素(陽)の要素をもっており
ビタミンB・Dが不足しがちになるためホウレン草やオクラを食べた方がいい
月が欠け曇天になると、気が重くなる。明朗かつ積極的にするにはヨガの修行に越すものはない。
といった具合です。
この本は西洋占星術と栄養学を絡ませ体系化したものですが、マクロビは東洋の陰陽五行思想と栄養学をミックスさせさらに日本人向けにアレンジされたもののように見受けられます。
「野菜や食べ物の形(相)にも意味があり、ミクロコスモスとマクロコスモスを感じて食べることで天体や大地のエネルギーを吸収できる」といったことを書いている記事もあって
こういう中学二年生の男子が喜びそうな宇宙的な壮大設定はとても大好きなので、気が向いたら学ランを脱いで本気出して調べてみようと思います。
(今思うと思春期男子特有の本気出す時は上着脱いでパワーアップする設定って何なのでしょうね。蟹座男子だから月が欠けたら上着脱がなきゃ)
手相は食べ物で変わるのか?
蟹は横歩きしかできないから話が横道にそれやすいのかな。
本題である「食べ物で手相は変わるのか?」について考察してみたいと思います。
結論から言うと食べ物でも手相は変わると僕は思います。
そもそも日本観相学の大家でもある水野南北氏は食生活を変えたことで死相を消してみせたということで有名ですし、十分にありうると思います。
手相は「心身一体」説
僕のこれまでの9年間の手相研究の結果、手相は心身一体という捉え方で鑑定しても良いと考えています。
「Aという性格だったならば器官Bが悪くなりやすい」といった具合に、性格診断=身体診断になりうるという考え方です。
僕はこれに加え、性格診断=住んでいる家診断=建っている墓診断=引越しの方位診断にもなると考えています。手相と気学は全部つながっています。
なので、手相を形成する要素には「食べ物」以外に「住んでいる家」といった様々な要素が付きまとうので一概に「食べ物のみ」というわけにはいかないと思います。
しかし、Aという家に住んでいるからBを食べたがる…ということもある程度読めますから、家と食べ物も繋がっているというわけです。
また、野菜を食べ続けると心が穏やかになるとか肉を食べ続けると闘争心が湧いてくるといった食べ物が性格に影響を与えることを考えると、食べ物が手相の変化(性格の変化)に寄与することは自然な発想だと思います。
食品関係の皆様、お仕事お待ちしております。
手相を観てどういう病気になりやすいか、どの臓器が弱っているかを判別できるわけだからあとは栄養学と結びつければ僕でもマクロビ的アドバイスができそうです。
「ブルーベリーを1日30粒ずつ食べれば、薬指下の感情線が変化しますよ」
「白湯を飲めば、月丘の雑線が消えますよ」
「この子のために西のトイレを掃除してピーナッツ類はたくさん食べさせないようにしてくださいね」
とかとか…
手相から補うべき五行の色も分かりますし、体相学から適切な服の形も分かりますから
会って数秒でパッと衣食住全てのアドバイスが出来るようになるわけですね…!
これはマクロビや栄養学も勉強しなくては…!そわそわしてきた…!
農家さんとコラボして「あなたが食べるべき野菜を手相から診断します」
魚屋さんとコラボして「魚を食べるべき子どもの手相」
というような切り口でも話ができそうだな…これは面白いかもしれない…!
食品関係の会社の皆様お仕事お待ちしております…!
にしけい