【全3回】生物学から解読する人相学講座

¥51,000

先月から東京・京都・名古屋で相術総論という講座を開講しましたが…

第2回目に「人相」のお話をするのですが、この講座内容が自分的に楽しすぎたのと、皆様から反響があったので、もう少し深堀りした話をしたいと思ったので、「生物学から解読する人相学講座」を開講します。

開講の動機は、申し訳ないぐらい「自分が楽しいから」なのですが、人相に対するアプローチとしては新しいのではないかと思っています。

 

一般的な人相

 

一般的な人相占いの書籍の特徴は下記の2つです。

1.部分ごとの意味の羅列
2.時代や判断者の独断と偏見による吉凶判断

経験則の蓄積から判断されるものが多く、個人的には嫌いではないのですが、判断基準が個人的すぎるものや、確証バイアスを使っているものが多いです。

顔によるタイプ分類は、ファッション誌のタイプ診断・プロファイリング・化粧品会社の膨大なデータ分析など様々なアプローチから行われています。これらは比較的再現性がありますが、一般的な人相には理論っぽいものはあるものの再現性に欠ける点があります。

科学ではないので、再現性や論理性に欠けるのはしょうがないと思いますが、人相占いが術者によって判断がマチマチになる理由は「パーツごとのバラバラ羅列暗記」が起きているからです。

 

顔は刺激が強すぎる

 

これは「顔」について知れば知るほど、納得できる現象です。

人間の顔は意思表示・情動表出・コミュニケーションを目的に進化してきているため、私たちは顔からたくさんの情報を得ています。

「たくさん情報を得ているならいいんじゃないの?わかりやすいんじゃないの?」と思われるかもしれません。

しかし、情報が多すぎることが逆に問題なのです。刺激の種類が多く強度が強いのです。

ひとつひとつが刺激的になりやすいので、時限爆弾の線を切るように「どれを選択するか」によってアウトプットに劇的な差が出てしまうのです。

 

 

鼻ばかり見ている人、ホクロやアザを拾ってしまう人、輪郭や顔の形だけを見る人…

「私は全体を見て判断しています」と言っても、判断者によって印象に残る部分が大きく異なり、さらにそこからアウトプットされる言葉が術者によって差が出ます。

 

田舎と都会でデートするとき…

 

乱暴な例えになりますが…

田舎で暮らすと何もない(刺激が少ない)ので、デートスポットは限られてきます。みんな同じようなところに行くわけです。

見どころが少ない分「集約」が生まれ、同じような場所に行くので「デートの感想(アウトプット)」も同じようなものになります。

しかし、都会で暮らすと刺激やデートスポットがたくさんあるので「選択肢」が生まれ、これが「迷い」に繋がります。

それと同時にデートする場所が違うので、デートの感想(アウトプット)も様々なものになります。

一般的な人相占いは後者の「都会のデート」のように、選択とアウトプットに劇的な差が生まれやすいのです。

 

非常に部分や個に依存しやすい

 

情報のインプット(顔を見ること)とアウトプット(言葉にすること)の間に変換点(シンボル化)を挟むことで多少情報を集約できるのですが、人相占いはインプットとアウトプットがダイレクトになりやすく、「乱数×乱数」のようなカオスな状態になってしまいやすいです。

デートスポットの例で言えば、「海が見える場所」とか「景色が綺麗な場所」といった縛り(変換点)ができることで、ある程度見どころを絞ることが出来るのですが、そういった縛りがないような状態です。

これに対応すべく先人たちが残した書籍を大量にインプットすることで精度を上げようとすることになるのですが、先人たちのアウトプットも乱数的なので、記憶するための容量をめちゃくちゃ食うんですね。

なので、最終的に「覚えているもの」「自分が印象に残っているもの」しか頭に残らず、再び大きな偏りが出来てしまいます。どこまでいっても「部分」になりやすいため、非常に人間っぽいというか、体系化や理論化が難しいのです。

 

顔のそもそもを掘り下げる講座

 

そのような背景もあり人相講座を控えていたのですが、先日の講座では生物学(個体生態学・進化生物学が主)をベースに改めて「人相」にアプローチしてみたところ、非常に納得のいく理論が浮かび上がってきました。

「顔」とは何なのか?何のためにあるのか?といった「機能」を中心に「形」を分析していくことで、その顔がもつ「方向性」が明らかになっていく感覚を覚えたんですね。「これはいいな」とテキストを作りながら膝を打ちました。

なぜ顔を生み出したのか?
顔とは何なのか?
目はどうして丸いのか?
顎はどうして下についているのか?
なぜ女性はファンデーションを塗るのか?
鼻の穴はどうして2つなのか?

こういった「そもそも」を掘り下げていくことで「機能」が見えてくると同時に、「目的」が見えてくるわけです。

生物学的な知見から解読する人相学講座。ちょっとマニアックですが、新しいアプローチになるのではないかと思います。

 

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