うまくいくときって「あっさりうまくいっちゃう」という感覚がありませんか?
ハードル(障害)がないので、あまり気にとめることもないですよね?
反対にうまくいかないとき、スムーズに進まないときは強く印象に残ったりすると思うんです。
本当はうまくいったことも、うまくいかなかったことも執着しないほうが生きやすいのでしょうけれども、やっぱり「うまくいかないこと」のほうが印象に残りやすいです。
占いを始めてからずっと、この「うまくいく」と「うまくいかない」の差はどこにあるのだろう…ということに向き合ってきました。
僕自身もそうですが、お客様や相談される方々の「うまくいかない理由」は何だろうと観察と思考を重ねてきました。
観察と思考はまだまだ続きますが、現段階で言えることは、やっぱり「場」の影響は大きいなと考えています。
最初は家相とか地相とか住環境や建物といった実際の「場」の観察から始まったのですが、場は至る所に存在します。
あなたが見ている世界が場であり、物理的に近い場所にいても、認識の仕方によって場も変化します。
うまくいかないときの多くは、やっぱり「場違い」が起きます。時間や空間も場ですし、SNSやネット上にも場が存在します。社会的な立場も「場」ですし、自然界にも場が存在していて、場を読み間違えると一瞬で死んでしまいます。
「今、自分がどういう場にいるのか?」を知る手がかりは、シンボルや記号から導き出されるデジタル的なものから推察するよりも、実際に何が起きているのかを見た方が早いし、正確です。つまり「現象」を見ていきます、
何度も言いますが、「なんだかうまくいかないな」というときほど、あなたが今いる場を鑑みる必要があります。
2、3年前に「顕現相術」という言葉を作ってからずっと、この「現象を見る占い」をベースに占いのお仕事をさせて頂いてきておりますが、その中で「分かってきたこと」を一度まとめておきたいなと思い、文章と図でテキストを作っております。
この知見が皆さんのお役に立てるかどうかはわかりませんが、作成中のテキストを踏まえて改めて「場と現象」という形で講座を開講したいと思います。
あなたが「うまくいっている」とか「うまくいっていない」と「思い込んでいる」のはなぜなのか?
「うまくいっていないと感じている場」と抜け出すには、どうするべきなのか?
こういったお話を2回に分けてお話していこうと思います。
「分かること」が大事で、この分かるための材料は既に皆さんの実生活の中でたくさん集められていると思うので、それを言語化したり図示したりして「分かるため」のお手伝いができればいいなと思っています。
なので、特に予備知識や専門的な知識は不要です。空っぽでも大丈夫です。