占いをしているとよく感じるのが、「選択肢を減らしたい人が多い」ということです。
「固定」「そのままでいい」「これだけやっていればいい」といった特定の選択肢限定していく方向性を進もうとする人が非常に多いです。理由もわかっています。
選択肢や新しい何かが入ってくると、それについて新しく悩むことが出てくるので、エネルギーがかかります。時間やお金などのコストもかかりますし、選択肢を絞るのはなるべくエネルギーを節約するための知恵といえます。
選択肢が増えることのデメリットを述べている本もあります。
【書籍】選択の科学
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また、間接的ではありますが、子供という存在が増えると悩みが増えて、幸福度が低いというトピックもあります。
「子どもがいる人ほど幸福度が低い」子育て期を過ぎてもその傾向が続く深刻な理由
https://president.jp/articles/-/51581?page=1
つまり、新しいものを生み出す・新しい要素を取り入れるということは、それだけで非常にコストやエネルギーがかかるわけです。
選択肢を減らす…つまり、エネルギーを節約するということは、逆に言うとそこまでエネルギーに余裕がないということです。もし潤沢にエネルギーや元気があったら、絞ったり固定する必要はありません。
なので、「そのままの自分を肯定したい」「自分を許して欲しい」といった「固定」が目的だったり、「正解を知りたい」「最善の策を知りたい」といった「限定」が目的になっているときは、まず「自分は今元気やエネルギーがないんだな」と思ってください。
それで、この元気やエネルギーは老若男女関係ありません。若くても節約思考の人もいますし、年配の方でも新しいことをどんどんやろうという方もいます。あんまり年齢は関係がありません。
エネルギーが有り余っている状態を先に作る
子供を観察していると、動きに無駄が多いです。飛び跳ねたり、叫んだり、走り回ったり、エネルギーが有り余っていると「無駄な動き」や「余計な動き」が増えます。
エネルギーが足りない人はまず、失敗しないように、変化しないように、無駄がないように振る舞います。しかし、エネルギーが有り余っている人はそんなことをお構いなしに動き回ります。
ということは、逆に「無駄なこと」や「余計なこと」…つまり、理由や目的がないことをやればエネルギーが増えていきます。実は「運動」もそのひとつです。だって、獲物を取る必要もないし、敵から逃げる必要もないのに、走る必要はありませんし、呼吸を荒げる必要もありません。運動は無駄な現代の人類にとって完全に無駄な行動のひとつです。
エネルギーを生み出す方法は、「やらなくてもいいことをやってみる」です。そして、そこに「他人から褒められたい」とか「評価を受けたい」という「目的」や「打算」が入ると、それは「効率化」につながりますから、エネルギーが足りない人がやる行為になります。
なので、誰でもみていない・誰も評価する人がいないところでやる「無駄なこと」が一番エネルギーを作り出すことにつながります。
子供は親が見ていなくても、注意されても飛び跳ねたり、動き回ったりしてしまいます。それが「エネルギーがあって」「元気な」状態なんです。
多くの人間が節約したいと考えているのなら…
おそらく選択肢を減らして、エネルギーを節約したい人のほうが圧倒的多数だと思います。
今後日本でもより高齢化が進み、エネルギーを節約したい人たちが増えると思います。
恋愛や婚活市場においても、消極的で受動的な人が多く、主体的で能動的な人のほうが少ないです。
ということは逆に、エネルギッシュで主体的に無駄なことをしていくことができれば、一気に希少価値が出てきます。
多くの人たちが選択肢を減らしたい、狙いをつけて、やるべきことを絞っていきたいわけです。絞っていく時期も確かに必要です。しかし、全体的に「絞ろうとする動き」が強まっているのであれば、逆に「広げようとする動き」をすれば、それだけで存在価値が出てきます。
時間やエネルギーやお金をかけて、「わざわざ」やることが贅沢なことであり、それがエネルギーを生み出すためのきっかけになっていくのです。
にしけい