今後、Aという情報をインプットして、何も考えずそのままAという情報のままアウトプットしている人は淘汰されていく可能性があります。
ただの伝達役なら糸電話で十分です。
Aという情報をインプットして自分なりに考えてB、Cという違った情報でアウトプットできることが今後さらに強く求められます。
そんな中で、Aという情報をインプットさせ
さらに「Aという情報でアウトプットしなきゃダメだぞ」とアウトプットの強制をする人たちがいます。
よくわからない理由やルールを作って「勝手に」させてくれない人たちです。
「勝手にやられると困る人たち」は基本的に自分や組織の保身を考えた行動や言動が見られます。
占い教室や啓発セミナー、あとは異業種交流会みたいな組織なんかでよく見られます。
これは洗脳であり宗教であるとも言えますが、それに気づかずに「ビジネス」とか「社会」だと主張しどっぷり浸かるとめんどう臭いことになります。
考え方やアウトプットを強制的に統制するような思考停止人間たちを生み出し続ける機関は淘汰された方がいいと思います。
僕が見聞き・体験したもの中で思考停止人間製造系のセミナーや集会の特徴をご紹介しておきます。
思考停止人間製造 セミナー・教室の特徴
1.暗記することが多い、やたら暗記させようとする
理屈がないものは思考停止を助長させます。人間の均一化を図るならロボットでいいし、AIに任せた方がいい。
暗記は人間がやることではなくなってきているにも関わらず、それを強要するセミナーが結構多いです。
理由や原理を聞かれて「持論」をもっていない講師は消えていきます。
2.囲い込みをする、他流派に対して批判する
自分の流派のやり方と違うと注意が入る。自分の流派に対して批判的な人は離脱させる閉鎖的な講座もあるみたいです。
「陰陽エントロピー手相術」や先日出版した手相本の草案を生徒さんに読ませたら「ボロクソ」言ってくれる人もいましたが、僕はそれでいいと思います。
自分の考えや価値観と違うからこそ、僕自身得るものがたくさんあります。あんまり言われるとへこむけどね。教える側の器が試されるよね。
3.講座内で階層構造を作る
○○マスターコース認定インストラクターはスタンダードコースインストラクターに教わる…みたいな妙な階層構造を作る講座もありますけど、いらないでしょ。
習うタイミングがちょっと早いか遅いかの違いで差別化するのはおかしいでしょ。
切磋琢磨するのはいいし、相手が自分より優れているところを探すのはいいけど、それをわざわざシステム化するのは不自然です。
多くの宗教やネットワークビジネスがピラミッド式の組織図を作り出していますが、何かを学ぶ上では必要なんですかね。もっとフラットでいいんじゃないかと思いますけど。
僕は生徒さんだろうと、僕にない技術や能力があると感じたら僕はお金を払って鑑定してもらうこともありますし、僕が知らないことだったら相手が生徒さんだろうと授業中だろうと質問しまくります。不自然な上下関係って必要ないでしょ。
4.修了証・認定書を配りたがる
資格ビジネスの象徴ともいえる修了証・認定書。
僕の手相気学教室では一切配っていません。
占い師として活動したいのであれば、勝手にやればいいと思っています。
あれがあるから行動しようという勇気を得る人もいるんだろうけれど
そんなものがないと動き出せないぐらいのミニ四駆より弱い原動力なら、別のことした方がいいと思います。
勝手にやればいい
占い師になりたいなら、勝手にやればいいし
やりたいことを勝手にやればいいと思います。
でも、その「勝手に」を阻むために変な理由をつけて無駄なハードルを作ろうとする人たちがまだまだたくさんいます。
「入会したからには同じことをしてもらう」とか
「基礎コースしか習っていないから、占えない」とか
「認定証がもらえないから活動できない」とか
「え、なんで?」って思っちゃうことを本気で思い込んでいる人たちがまだまだたくさんいます。
変なこと気にしなくていいし、「勝手に」を阻むような集団やセミナーだと思えたら抜けて独学した方が断然マシです。
にしけい