ご相談の依頼をいただく中で
よく「にしけいさんは見える人なのですか?」というご質問をいただきます。
結論から言うと、僕は霊感とかチャネリングとかそういう特殊能力は一切もっていません。
でも
「えっと、玄関から入って左奥に台所があって、右手に勝手口があって、その奥に小さな小屋というか倉庫がありますよね、そこがかなり無造作にモノが置かれていて…」
といった具合に、行ってもないし見てもいない家の様子を話し出すことがあります。
これがどうも「超能力」に見えてしまうみたいです。
クライアントさんを信じこませるために、グーグルマップで事前にクライアントさんの住所を調べて
外観や住宅周辺の様子を確認してから「見えているように」見せる人もいるみたいですが…
僕はそのようなことをせずとも、家や周辺の様子がわかってしまうことがあります。
で、何度も言いますが
これは生まれもった才能とか特殊能力とかではなくて。
独学していくと「自然に」身につく技術なので、正直練習すれば誰でもできるようになります。
データ(知識)と想像力のみ
例えば。
あなたはポテトチップスを食べたことはありますか?
「スーパーやコンビニでポテチを買って、袋を開けて食べる」
という経験をしたことがある、もしくはそのような経験をした人から話を聞いたことがあった場合。
ポテチをこれから初めて食べる、ポテチというものを知らない人に対して
「ポテチの袋を開けたら、袋の7分目ぐらいまでキツネ色になるまで揚げられた薄いジャガイモが見えて、それを口に含むと程よい塩味とポテトの風味が口の中に広がり、噛むとパリッとした音を立てるはずです」
といった具合に説明できるはずです。
正直、僕がやっているのはこれと全く同じです。
「ポテチを食べたことがあるから知っている」
「ポテチについての情報を本などで知っている」
ただ、それだけなのです。
あとは、想像力です。
例えば「ポテチ海苔塩味」を食べたことがなくても
「ポテチコンソメパンチ味」と「海苔」がどういうものかを知っていれば
「ポテチ海苔塩味」というものを直接的に知らなくても想像して予測することができますよね。
それと同じで、僕がやっている占いは特殊な能力は全く使っていません。
「知っているか」と「想像できるか」だけなのです。
あなたもできる
あなたが「占い」を習得したいか。
「占い師になりたいか」ということは、さておき。
「知る」「想像する」ことは、あらゆる場面で役に立ちます。
不安や不満を解消することにもつながるし、それがなくなると新しいことにもガンガン挑戦できる。
「想像力は知識よりも大切である」
アインシュタイン「想像力は世界を征す」
ナポレオン— にしけい/Nishikei (@nishikei_) 2017年12月22日
子供は自分の想像力を信じている。嘘でなくて真実だと、はっきり考えている。だから日々に新しい驚異を経験し育ってゆくのだ。成人すると、人間は自分の想像を概して信じなくなる。大人たちは空想と虚偽のけじめを知らない。(中略) だから人間の成長は、そこで止まってしまうのだ。綿谷雪「術」
— にしけい/Nishikei (@nishikei_) 2014年10月27日
想像力で未来がある程度読めるのかもしれない。むしろ想像することでその未来を創造しているのかもしれない。
また新しい扉が開けそうで、ちょっと怖いけど、すごくワクワクしてる。全部意味があるんだなあ。おもしろ!— にしけい/Nishikei (@nishikei_) 2017年12月22日
常に「これはこの先どうなりそうか?」を予想しながら
「これを○○として使ってみるとどうなるか?」ということを考えて行動してみると想像力が身につきます。
あとは、本とか教室とかで「知識」を得ることですかね。
何よりも実際に何かを誰かを占ってみて、データを蓄積することが近道かもしれません。
こうやってブログで文章を書くという行為も「読者を想像する」「データの整理」になっていていいのかもしれません。
『あ、この人から連絡きそう』
『今日警察に捕まる予感がする』
中二病なのは承知の上なのだけれど、最近本当に少し先の未来の情報をキャッチできるようになってきました。ほんの少し先なんだけど。
時間エネルギーがぶつかってきてる感覚をもう少し磨こう。— にしけい/Nishikei (@nishikei_) 2018年1月12日
残念ながら
僕は中二病なので「自分には選ばれし者にのみ授けられし伝説の特殊な能力がある」と想像して生きていますが
まずはそんな風に想像することが、そんな自分を創造することに繋がるのかもしれません。
なーんて。
にしけい