占い師の流しのやり方とコツ

 

手相教室の生徒さんから
 
「流しやりたいんですけど、どうしたらいいですか?」という質問がありまして。
 
確かにそろそろ暑くなってきたしソーメンの方の話かなと思いきや、占いの方の流しの話でした。
 
「流し」というのは自分の芸を披露する場を行く先々で自分で開拓する、お客さんがいる場所に移り動く営業スタイルのことです。
 
4年前ぐらいに流しをやってましたけど、そのときの経験から得た流しのコツを伝授します。
 
海外では常に流し状態で占いをしているので、今回は国内でのやりかたです)
 
 
一番最初の流しは、みやゆうさんという美容研究家マジシャンと飛び込みで流しをやりました。
 
 
マジシャンとの流し。今は転職して忍者やってる。このお方、強力な助っ人でもあり、占いとは違った強烈なエンターテイメント性がありますから、当時僕は嫉妬していました。マジシャンずるい。そこそこイケメンでマジックできたら絶対モテるよね。

 

まずはとにかくお店に行ってみる

 
それで、まずは飛び込んでみようということで何軒か居酒屋を訪ねました。
 
時間は夜8時とか人が集まりそうな時間帯。土日を狙って行ったかな。
 
 
営業と一緒でお店に入ったらまず、「流しをしていいか判断できる人」に話をします。飲食店だと店長さんがいいかな。バイトの子だと決定権がないので、自然と店長を呼ぶ流れになります。
 
ワタミとかチェーン店も何軒か入ったけど、本部に確認します!とか言って、結局10分ぐらい待ったあとに「やっぱりだめです」という返答をもらうことが多かったので、個人経営の居酒屋がオススメ
 
正直今のご時世、居酒屋さんのホームページとかフェイスブックページがあるから、そこからお問い合わせして流しをしていいか聞いた方が効率がいいと思います。
それじゃあ「流し」じゃないって言われるかもしれませんが、コミュニケーションの手段にネットを使ってるだけであってこれも流しといえば流し。ネットサーフィンっていうぐらいだからいいんじゃないかな。

 

攻めたあとは待つ

ここでちょっと注意が必要です。

マジシャンやパフォーマーの場合は、必要ない人にとっては別に嫌な気持ちはしません。

しかし、占いは必要ない人にとっては全く必要がありませんし、嫌いな人もいます。

自分から「占いしませんか?」という声かけは避けた方がいいかもしれません。

なので、まずお店側から「占い師OK」の許可がおりたら、「待ち」のスタイルをとることをオススメします。親切な店長さんだと、お客さんに「占いしませんか?」と声をかけてお客さんをつれてきてくださったりチップを催促してくれたりします。

とにかくニコニコしながら、話しかけやすい雰囲気を作り待つことをオススメします。

僕が「流し」をやった目的は、いろんな手相のデータを集めることもありましたが、自分自身に度胸をつけることでした。おそらく「流し」は占いの技術云々よりも「度胸」の要素の方が重要になります。

そして、この度胸がつくことで占い以外にもいろいろプラス要素に働きます。ビビっている自分を変えたい人は「自分がビビることする」ことしか方法はないと思います。

ビビり解消の道のりは一本道で、それが一番近道。とにかくゴチャゴチャ考えるより、まずやってみることです。

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大丈夫です。文化も言語も通じない国でもチップもらえたぐらいですから、言語が通じる日本国内なんか余裕ですよ。最初はビビりますが、1回やっちゃうと2回目以降は余裕で出来るようになります。

うまくいくと、イベントでお店を使わせてもらえたり、お店で占いイベントを組んでもらえたりしますからね。

そももそも「占い師派遣」の依頼のお問い合わせがけっこうきている時点で「占い師は集客に役に立つ」という認識をもつお店はけっこういらっしゃるみたいです。まだまだ占い師は需要はありますよ。

大丈夫、どんどんやってみてください。

 

にしけい

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書いている

西田 圭一郎 (にしけい)

1987年富山市生まれ。化学系工学修士。商社の開発営業職を辞めて、占いとWeb開発などを生業にしています。趣味は読書と旅とポケモン。文章を書くことが好きです。三児の父。詳しくはこちらから。

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