不安や焦りが土地探しや物件選びにそのまま出てくるなら…

土地や物件を探されている方に同行させていただく中でいつも思うのですが、不安や恐れのようなものから土地や物件を探されている方の特有の傾向みたいなものがあるんですね。土地や物件を探さなければいけない状況自体は悪くないのですが、過剰に不安や強迫観念のようなものが強くなっている状態だと、少しおかしなものを呼び寄せやすくなるんですね。その人、その人たちの深層心理みたいなものがちゃんと物件や土地に現れるんですね。

金銭面やローンが組めるかなどの不安もありますし、環境の変化や人生の節目から不安が強くなる方もいます。ご商売をされている方だと、次の店舗を拡大しなきゃいけない…という焦りや、売上や利益につなげなきゃいけないという強迫観念のようなものを無意識に抱えている方もいらっしゃいます。

イメージとしてはそういった状況のときって、何度おみくじを引いても「凶」が出るように、おかしな土地や物件が出続けるんですね。それで、焦りや不安が強いとどこかで妥協してしまうのですが、僕の役割は「凶」が出なくなるまでおみくじを引いてもらって、「あ、大丈夫そう」という物件や土地が出てきたら「よくなってきましたよ」とお知らせすることなのかなと思うこともあります。妥協せず根気良く探していると良いもの・良いタイミングで出会えるものも、焦りや不安が強いとおかしなもので良しとしてしまうんですね。

子供たちがうんちをすると、「うんち出たよ〜!」と大声で呼ばれ、うんちをした後のお尻をトイレットペーパーで拭き取りにトイレに向かいます。調子がいいと一回だけでトイレットペーパーにうんちがつかなくなりますが、下痢だと何度も拭いて確認する必要があります。下痢やお腹の調子の悪さをどうにかしなければ、連日何度もうんちを拭くことになります。

なので、その人の中にある不安や焦りのようなものが何なのか、どこから来るものなのかを見極めて、それを解消させることも僕のお仕事のひとつな気がします。もちろん一発で「どう見てもこの人に合ってる、タイミングもバッチリ」という方もいらっしゃるのですが、どちらかというと少数派で、多くの方が調整が必要で、人によって度合いが違います。

過去の記事でも何度も書いていますが、土地や物件にはその人の「今」が如実に現れます。でも、それは自分では気づきにくいですし、不安や焦りが強いと「自分は今はいい状態なんだ!」と思い込もうとします。接待占い師だったらそこで、「最高の物件ですよぉ〜〜〜〜」とすぐに言っちゃうのかもしれませんが、やっぱりおかしなものを引いているんだったらきちんと伝えたほうが、長い目で見たときに全体としてプラスになるのではないかと考えています。

お腹を下していることにも気づいていない人もいますし、気づいていても「調子がいいはずだ」と思い込もうとする人もいます。引越しも家や土地探しも、そう何度もできるものではありませんし、コストもリスクも生じます。だからこそ、妥協せずにお腹の調子を整えて臨んで欲しいなと思います。

にしけい

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書いている

西田 圭一郎 (にしけい)

1987年富山市生まれ。化学系工学修士。商社の開発営業職を辞めて、占いとWeb開発などを生業にしています。趣味は読書と旅とポケモン。文章を書くことが好きです。著書は50冊以上。三児の父。詳しくはこちらから。

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