山だけじゃない!八白土星(艮)は修復・回復の要

対人関係のトラブルや夫婦間のトラブルのお話が多かったので、八白土星(艮)の修復・回復の作用の重要性について書いておきます。

夫婦や友人同士でケンカをしたとき、「仲直り」をしますよね。こういった関係性を修復する作用や、ケガや病気から回復する作用が八白土星(艮)の範疇になります。

ダメになった時、つまり方針転換を余儀なくされている状態で、また新たな状態を構築できるか。刷新や改革とも言えます。「仲直りしたあと」というのは、仲直りする前とはまた違った関係性になっているんですね。

それで、いつまで経っても仲直りせず、意地を張り合っている状態というのは、この「新しい関係性」に移行しません。多くの場合が「過去のイメージで固定している」という状態です。夫婦喧嘩は犬も食わないと言いますが、意地を張るという状態は古くて腐っている状態なんですね。

「向こう(相手)が悪い」「自分は悪くない」という状態って、相手に対するイメージとセルフイメージが固定されているんですね。

このメルマガの読者の中にも、離婚を経験されている方が何人かいらっしゃると思いますが、相手に対してのイメージと自分の中のイメージが固定されたまま、意地を張る形で離婚を選ばれた方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。

八白土星(艮)はこの固定されたイメージを書き換えるようなフェーズなんですね。修復するためには、「もしかしたら相手はそうじゃないかもしれない」「もしかしたら自分が悪いかもしれない」と思える素直さみたいなものが必要になります。要するに柔軟性です(柔軟←→固定 という二項対立です)。

逆に、「結婚したいけれど、ズルズル恋人関係でやってきた」というパターンもこれですね。関係性を変えるためのスクラップアンドビルドが必要になるのですが、お互いにそこに踏み込まずにやっているということは、お互いに守りたい「セルフイメージ」や「相手には見せたくない領域」みたいなものがある場合が多いです。

まぁ、そのほうが楽だからそれを選んでいるんでしょうけれども、悩みの種になるぐらいならどうにかしたほうが新たな選択肢が生まれてきます。

この八白土星を手軽に取り入れるとしたら…

・知らない土地を地図なしで散策する
・普段行かない店で買い物をする
・普段読まないジャンルの本を月1冊読む
・いつもと反対の経路で通勤・通学する
・毎週異なる国の料理を作ってみる
・見知らぬ人と短い会話をする

という感じですね。

「より新しい選択」のほうが、度合いは大きくなります。

心身一体なので、思考の修復力が高まれば、体調の回復力(健康)にもつながります。

にしけい

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書いている

西田 圭一郎 (にしけい)

1987年富山市生まれ。化学系工学修士。商社の開発営業職を辞めて、占いとWeb開発などを生業にしています。趣味は読書と旅とポケモン。文章を書くことが好きです。著書は50冊以上。三児の父。詳しくはこちらから。

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