[茨城県日立市]大甕神社に行ってきました(手相ぶらり旅)

 

どうも、にしけい(@nishikei_)です。

今日は茨城県は日立市にあります大甕(おおみか)神社に来ております。

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東京から「特急ときわ」に乗り、水戸から常磐線でさらに20分ほど電車に揺られますと大甕駅に着きます。高速バスも出ているみたいなので、そちらの方が早いです。

 

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大甕神社は大甕駅から歩いて10分ほど坂道を登ったところにあります。

 

大甕神社は何の神社なの?

 

日本書紀に、天津甕星(アマツミカボシ)という神様が出てきます。

天津甕星は「ミカ=「厳(いか)」で、かなり猛々しい神だったといわれており「悪神」とも呼ばれています。

▼ミカ様を祀る社は本殿入って左奥

大甕神社mikaさまの社

 

▼ミカ様のお名前も書かれております

大甕神社ミカ様

今回訪れた大甕神社は、この暴れん坊の天津甕星を建葉槌命(タケハヅチノミコト)という強力な武力をもつ女神が封じ込めたことを讃えている神社になります。

とってもざっくり言うと「すごいよ!タケハヅチちゃん」神社です。

▼タケハヅチちゃんのすごさアピール文

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▼石にされたと言われるミカ様

大甕神社宿石

 

経津主神(フツヌシノカミ)と建御雷神(タケミカヅチノカミ)

 

天津甕星は「金星」を象徴する神だったのではないかと言われており、太陽(アマテラス)はギラギラと光り輝く金星(アマツミカボシ)を危険視していたのではないかと言われております。

 

超武力女神タケハヅチちゃんが封じ込める前にも、経津主神(フツヌシノカミ)建御雷神(タケミカヅチノカミ)の二人が悪神ミカさんを懲らしめようと赴いていますが、返り討ちにあっています。

フツヌさんタケミカヅチさんは朝鮮半島からやってきた渡来人で、この二人の支配に抵抗したアマツミカボシは日本男児だったんじゃないかという説もありますが…

 

陶磁器業界がタイムリープを駆使した壮大な宣伝説

 

経津主神建御雷神は仲が良くて結構一緒にいたらしいです。おそらく奈良時代の腐女子たちにはたまらないカップリングだったと思います。

経津主神(フツヌシノカミ)は「フツフツ」の「フツ(沸)」で怒りの神様説があり

建御雷神(タケミカヅチノカミ)は読んで字のごとく「雷」の神様です。

そして、この二人が懲らしめようとした天津甕星の「甕」は「カメ、容器、ポット」を表します。

甕と言っても昔は「陶磁器」を使っていたはずですから、陶器のポットです。

 

天津甕星が経津主神と建御雷神を退けたという話は…

 

物質に変換すると、陶磁器に沸騰(熱)と電気を当てたけど壊れなかった!という話になり

日本書紀は「陶磁器の耐熱性と絶縁度をアピールする話」をわざわざ擬人化して書いていたということになります!

日本の陶磁器業界恐るべし…タイムリープを駆使して日本書紀に物語を追加していたなんて…

宣伝に力入れすぎ!わかりづらすぎるわ!

でも、実際「古事記」や「日本書紀」は物理や化学の教科書のような側面もありますから、あながちありえるんじゃ…

 

話をもどします

 

大甕神社は道路を挟んで2箇所に分かれております。

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▼こちらは平成元年に出来た新しい方の社です

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ちょっとした登山を楽しめる神社

 

大甕神社には社が6つあります。

大元の建葉槌命(タケハヅチノミコト)を祀る社がないなぁ…と思っていたら…

こちらに「隠しルート」的な道が見えます!(実際すごい分かりやすいです)

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ここを数十メートル登ると、少し急な斜面が出てきます。

きちんとご丁寧に登山用の捕まるチェーンのようなものまで準備されています。

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ちょっとしたボルダリング?が楽しめる大甕神社ですが、こんなこともあろうかと…

ワタクシにしけい、登山にピッタリのスーツスタイルで挑みます!

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一人で少し息を荒げながら登りました…

スーツでリュックサックを担いだ男が1人、チェーンに捕まりファイト1発!がごとくボルダリングしている様子をお見せ出来なくて残念です…。

 

本堂は何とも不思議で荘厳な雰囲気が漂います…

真北から真南に向かって社が建てられているため、これぞまさしく本堂と言えるでしょう…!

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他にお客さんがいらっしゃらなかったので、ゆっくり時間をかけてお参りしました。

「金星信仰」を鎮めるために頑張った建葉槌命を祀る社…手相では「金星丘」は「胃」や「肝臓」といった臓器と連動します。

つまり、この神社は荒れた「胃」や「肝臓」を鎮める胃腸薬やソルマックみたいなご利益があるのでしょうか…?

そんなくだらないことも考えながらぢっと手を見ていますと、最近また手相が変わってきたなぁとしみじみ…気づいたら頂上の社前で20分ぐらいぼーっと考え事をしておりました。

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先ほどの封印された天津甕星を祀る社は真南から真北に向けられておりましたから、やはり立場的には弱い…というより対極の存在と言えるのでしょう。

▼南から北を向く天津甕星の社

大甕神社mikaさまの社

 

登山をしなくてもタケハヅチノミコトにお参りできるように、下にも大きな社が作られていました。

この社は北北西から南南東なので、やはり頂上の本堂に祀られているタケハヅチさんの分身とも言える場所なのでしょうね。

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神社の鳥居や社の向き、狛犬ちゃんの配置などを確認すると、その神社に祀られている神様たちの人間関係ならぬ神様関係が分かってきます。

神様の場所によって意味や役割が決まったり、力をもつ神様は1番気持ちの良いところに祀ってあることが多いです。

これを人間レベルにも落とし込んだものが気学や風水となります(人間→神の方が正しいか)

 

神社は会社作りの参考になる?

 

例えば、自分の会社や店舗の事務所のデスクの配置や立ち位置によっては「気持ち良くお仕事ができる場所」とそうでない場所が出てきたりします。

店舗や事務所の間取りを見させて頂くと、その会社の人間関係が手に取るように分かって来ます。不思議と自然に従業員同士の力関係や友好関係などが場所に現れてくるのです。これは会社ではなく家でも同じことが言えます。

 

「逆もまた真なり」で、配置を変えることで人間関係や仕事内容を充実させることも出来ます。

 

最近は企業様からの鑑定依頼も増えておりますが、神社仏閣を訪問することはこのお仕事をする上で非常に役に立っております。もしご興味があればこちらからどうぞ。

 

おまけ

 

大甕神社のドングリは小ぶりで可愛い。

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おまけ

 

大甕駅から大甕神社へ向かう途中にある「らーめん 和なり」さんが美味しかった!

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▼わなりソバ 750円

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魚介+鶏ガラスープで、見た目よりあっさりしております。

具はもやし、刻み玉ねぎ、カイワレが乗っており、アッサリ目のスープに変化を与えてくれます。

麺は細麺で固め。ワタクシにしけい非常にラーメンが好きでよく旅先でラーメンを食べるのですが、この和なりさんのラーメンはめちゃくちゃ好みです。

やっぱり北陸出身ですから、魚介系のダシが効いたスープはアイライクベリーマッチなのです。

 

茨城県日立市大甕…わずかな時間ながらも楽しいひとときでした…

 

にしけい

 

 

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書いている

西田 圭一郎 (にしけい)

1987年富山市生まれ。化学系工学修士。商社の開発営業職を辞めて、占いとWeb開発などを生業にしています。趣味は読書と旅とポケモン。文章を書くことが好きです。三児の父。詳しくはこちらから。

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