原発問題、石油資源枯渇などのエネルギー問題。このような仰々しいテーマだけがエネルギー問題ではありません。エネルギー問題は人間だけではなく、ありとあらゆる生物がかかえていますし、あなたも僕も個人レベルで「エネルギー問題」が起きています。
食糧問題もエネルギー問題の1つと言っていいでしょうし、あなたが考える「会社の給料上がらないなぁ」とか「なんで私は彼氏ができないんだろう」とか「娘の進学は大丈夫かしら」といった、ありとあらゆる悩みの根源は「エネルギー」と言い切っても過言ではありません。とにかく全生物はエネルギーをいかに生み出すか。いかに節約するか。いかに奪うか。いかに集めるか。これを考えています。
お金や人間関係のトラブルといったものも個人エネルギー問題に付随する結果物にすぎず、今も昔も人間は同じ様なことを繰り返しています。
元気を「回復させる」「作り出す」ということが非常に重要ですし、皆さん元気になりたい!健康になりたい!ということは常日頃から考えられていると思うんですね…
しかし「実際はどうなのか…?」というところに切り込んだ1冊です。
元気になりたい、エネルギッシュになりたい、楽しくやりたい…と口では言っているものの、それとは逆の行動をとっている人があまりにも多いのです…
なぜそのようなことをしてしまうのか、エネルギーを生成できないがゆえに起きてしまう現象…エネルギーの回復方法などについて、エッセイ形式で書いております。
エネルギーそのものの正体に迫るというわけではないのですが、エネルギーを言語化する上で何かしらヒントになるかもしれません。
主な目次
エネルギー問題
普遍的意思(目的)と方法(結果物)
ローカライゼーションはなぜ起こるか?
エネルギー生成と消費
「占う」とは何をしているのか?
2種類の占いの使われ方
エネルギーと限定性
エネルギーを生成するには?
「エネルギー量=可能性」だとしたら?
境界性をなくす