〜あらすじ〜
生まれてから一度も生で野球観戦をしたことがない 占術研究家にしけいは、ヒョンなことからプラチナシートのチケットを譲って頂き中日ドラゴンズvs読売ジャイアンツの試合を観戦してきました。
プロ野球観戦童貞でありながら占術研究家としてこの試合をどう観たのか。
8月16日中日対巨人戦のチケットです。
本当に野球についてズブの素人がこんな良いチケットで観戦してもよいのか…
プロ野球選手を夢見て日々素振りしている野球少年にこのチケットを託した方がもっと価値があるのではないか…
自分の野球への関心の無さが責苦となり、猫に小判という言葉を噛み締めながらもナゴヤドームへ…。
今回の試合について事前知識として知っていたこと
■巨人について
・高橋というイケメン選手がいる。
・アベというキャッチャーで坊主の選手がいる。
・ガルベスという外国人がいたような気がする。
・原監督だったと思う。
・長島監督、ゴジラ松井、がいたチーム。
■中日について
・最近結果があまり良くないらしい。
・山本昌という選手が最近引退したらしい。
・ゴメスという外国人選手がいたような気がする。
・優勝するとアピタが安売りをする。
・星野監督が昔監督をしていたような気がする。
■そのほか
・古田というメガネをかけたキャッチャーがいた。
・イチローが3,000本安打を達成した。
パッと「プロ野球について答えて!」と言われると、本当にこれぐらいしか出てこなくて野球ファンの方には申し訳ないです…。
それでも、チケットを握り締めナゴヤドームのある大曽根駅へ向かいました。
入ってみると意外と球場は小さい?
名古屋ドームに来ました。
ここでは、ペットボトルや瓶などを持ち込まないよう荷物検査されます。
観客がこれらを球場に向かって投げ込まないようにという配慮からだそうです。なるほど。
チケットを見せて入ると、ゲート前廊下はこのような感じです。
「竜魂燃勝」というスローガンが書かれたポスターが掲げられています。
さすが、名古屋は地元というだけあってドラゴンズ一色です。
対するジャイアンツのユニフォーム姿の観客もドラゴンズファンの半分ぐらい見受けられました。
自分のシートから観た景色はこのような感じでした。
バックネット裏、すぐそこが記者席でスピードガンなども設置されております。
記者の卵たちがこのあたりに座り、文章を捻り出そうと真剣に球場を見つめている様子が印象的でした。
テレビなどで見ているよりも意外と球場自体は小さく感じました。
ハンドストーカーにしけいがSKE48の手相をステイアー
下の写真は始球式の様子です。
この日は、SKE48の日高優月さんが始球式をされたそうです。
同じアイドルとして嫉妬もありましたが、個人的にはでんぱ組.incの藤咲彩音ちゃん推しなのであまり高揚感はありませんでした。
手マニアもとい、プロのハンドストーカー(手の偏執狂者)にしけいとして
SKE48日高優月さんの手相をステイアー(stare:ジロジロ見る)させてもらいました。
知能線が少々離れ型で第一火星丘から伸びている点から
確かに地元を中心に活動するのは正解ですが、もう少し自己主張を強めた方が良いのではないかと老婆心を煮えたぎらせておりました。
ちょっと頑固で警戒心が強いけど、結婚相手にするならこういう手相の女性は理想的かもしれません。旦那をうまく転がすタイプで非常に子育てが上手だと思います。
お母さんになったら、ぜひお子さんたちとナゴヤドームに遊びに来て
「昔、ママはここで始球式をやったことがあるんだよ」と自慢気に語って欲しいですね…。
ハンドストーカーとは、他のアイドルファンたちが知り得ない情報を手から入手することで妄想したり想いを深めることが出来る本当に気色の悪い職業(?)なのです。
それにしても、こうしたプロ野球の始球式にアイドルが参加させてもらえるという点について、事務所のチカラやお金のニオイを感じました。
(こうやって純粋に野球をスポーツをステイアー出来ないところが、残念でなりませんが…)
試合開始
そうこうしている間に、試合開始です。
大音量で鳴り響く選手紹介…チアガール…マスコットキャラクター…
そして、ファンたちの熱い応援…
どれも生で体験したのは初めてだったので最初の30分ぐらいは圧巻されっぱなしでした…。
辰方位に入るドラゴンズワールドに意図はあるのか?
家相や地相なんかを専門にやっておりますと、すぐに北はどっちだということが気になってしまいます。
iPhoneのコンパスを出してクルクルと測ってみますと、僕がいるバックネット裏がちょうど西側に入ってくるような形になります。
ナゴヤドームのホームページから地図を拝借いたしましたが
ドラゴンズを応援する人たちはちょうどバックネットから見て右手側に陣取っているようです。
地図ではドラゴンズワールドという、何ともスーファミのゲームのタイトルにありそうな名前のエリアに龍党たちは集結します。
この場所、実は少しズレますが、東南の辰方位に入っております。
わざとか分かりませんが、龍と辰をちゃんとかけて設計されているナゴヤドームに脱帽せざるをえません。
勝負の行方を占うことは出来るか?
龍党たちが辰の位置にくるように設計されているナゴヤドーム。
地の利を生かして勝利を増産することは可能なのか。
果たして勝敗の行方を占いで予見することはできるのか。
実は、風水や気学的には気の流れ方として
基本的に北から南、西から東というベクトルが存在しています。
つまり、ゲストチームが陣取るバックネットから見て左側の方がエネルギー的には強いため
ドラゴンズは地元で行う試合の方が不利になる可能性が高いと考えられます。なんてこった!
複雑なファクターをどこまでも分解して分析する必要がある
しかし、当たり前のことですが、野球の勝敗の行方は応援席の場所だけでは計り知れません。
選手たちそれぞれの調子(運も入ってくるかもしれません)をはじめ
チームの調子、サポーター、球場…など複数のファクターが複雑に絡み合って「結果」を生み出しています。
実際に1つの試合の勝敗の行方を占うために、考えられる因子を可能な限り分解し、それらの運勢の良し悪しをひとつずつ分析することは可能です。
しかし、試合には必ず「相手」がいますから、相手チームのことも分析する必要があります。
さらに言うと、選手ひとりひとりの家族の命式や家相も見なければならないかもしれません。
もしかすると、ボールの製造日からボール1個1個の命式も算出する必要があるかもしれません。
それぐらい分析が必要となる因子はほぼ無数に存在します。
こうして生で一生懸命選手たちが動く姿を見ると、占いで試合の勝敗を予見することは難しいと再確認しました。
野球のことは野球好きが一番わかっている
勝敗を左右するには、何かしらポイントとなる因子はあると思います。
しかし、当たり前のことですが、それは占術研究家よりも野球戦術研究家の方々の方が長けていると思います。
それよりも、熱気に包まれた球場自体がたくさんの人々の感情を揺り動かし大きな気の流れを作り出す一種のパワースポットになっているのではないかと思いました。
今まで行ったことのない場所だっただけに感じることが多い貴重な1日となりました。
にしけい