顕現相術講座３後天的要素分析編

顕現相術[先天的要素分析編]では、先天的にもっている方向性（偏り）を分析してもらいました。その偏りとどう付き合っていくか、どう付き合ってきたのか。それ を一度掘り下げてみましょう。 生まれてから起きてくる現象は無意識のうちに自分が引き寄せている現象が多いで す。

頭では「こんなことは嫌だ」と思っていても、それが起きてくるということは、それを自分で引き起こしている可能性が高いのです。 たくさん食べるから太るのであって、たくさん食べなければ太りません。

たくさん食べることを選んでいるのは自分です。 こうした現象は蓄積することでより強烈な現象へと変わっていきます。自分がどのような癖をもっていて、それがどのように変化していったのかをまず追っていってみましょう。

先天編同様に今回は「生まれたあとの人生」をどのような「選択」をしてきて、ど のような環境で生活してきたかを自己診断していただきます。 これは現象を自己分析をする上で非常に役に立つのですが、例えば誰かとの人間関 係とのあいだに摩擦が生じたりした場合でも、どの段階で価値観がズレているかがわかれば、それを「偏り」として見ることができるため、相手を許すことができる かもしれません。

また、先天的な傾向と「今の自分」や「過去の自分」はマッチしているのか。 もしかすると生きにくいと感じていたときや、うまく物事がスムーズに進まなかっ たときは「先天」と「後天」にズレがあったり、変わり時に生じる摩擦のようなも のが原因だったかもしれません。 素直に答えると同時に、まわりの親しい人や近い人物はどのような傾向があるかを 分析してみてください。

・２１項目の質問
・先天的要素と合わせてどのような戦略を採用しているか
・場面場面によって変わる自分のポジションを把握する