占い師漫画「うらら迷路帖」はプロの占い師が読んでも結構得るものがあった

 

今日は生徒さんから教えてもらった

占い師漫画「うらら迷路帖」をプロの占い師の目線から考察してみます。

 

「うらら迷路帖」とは

 

 

 

うらら迷路帖』(うららめいろちょう)は、はりかもによる日本の漫画作品。

『まんがタイムきららミラク』(芳文社)にて、2014年6月号より連載中。

2017年1月27日現在、原作コミックスは4巻まで刊行されている。(wikipedia)

 

あらすじ

物語の舞台は「うらら」と呼ばれる占師が住む迷路町

うららを目指す少女たちは、夢を抱いてこの町の門をくぐっていく。

主人公・千矢は、15歳の誕生日に迷路町へと足を踏み入れる。

そこで出会った3人のうらら・小梅ノノと一緒に楽しいうらら見習いの日々を送る。

(wikipedia)

 

簡略に説明すると…

一流の占い師を目指す女の子たち4人組の青春ドタバタ4コマ漫画

 

占いを絡めた百合要素あり、露出ありの、基本的には萌え豚歓喜の漫画だと思います。

 

アニメ化もしています

 

2017年1月よりTBS・BS-TBSほかにて放送中

 

 

萌え7割、占い3割

 

漫画も全巻買って、アニメも録画して観てみましたが

タイトルに「うらら(占い師)」と入ってはいるものの

7割ぐらいが萌え要素で、占い要素は3割ぐらいなんじゃないかなと思います。

 

でも、これぐらいの程よさが

「占いを知らない人たち」でも占いと接しやすいバランスなのかなと思います。

 

たまに納得させられる場面も

 

とは言いながらも

ちょくちょくプロの占い師でも納得させられる場面があって

作者のはりかも(@harikamo)さんはかなり取材をされているなと思います。

 

例えば、このシーン

 

小梅「そんなにいっぱい覚えられるかしら 自分の得意な占いだけ勉強したんじゃだめなの?」

先生「専門分野を持つことも大事だけどあらゆる占いの基礎を学んで初めて一人前のうらら(占い師)になれるのよ」

 

これってどんな分野でも言えることかもしれないんですが

比較して初めて見えてくるものってたくさんあるんですよね

 

僕も手相を独学してしばらく手相一本でやっていましたが

やはり、他の占いも少しずつかじってみることで初めて「手相の良さと弱点」がわかりましたし

 

複数の占いを組み合わせることで新たな展開が見えてきます。

 

これから占いを勉強しようとしている方は

ニナ先生の言うように少しずつカジってみるのもありかもしれません。

 

あとはこのシーン

うららの心得第5条−望まぬ者を占うべからず

 

そうなんです

僕も学び始めたころこれで結構失敗したのですが

「占い」って本当に必要のない人にとっては全くもって迷惑千万な行為なんですよね。

 

余計なお世話というか、お節介というか…

占う側にその気はなくても

「占い=悪徳商法への勧誘」だと思い拒絶反応を起こす方もいらっしゃいます。

 

文字通り「占い」は「売らない」であり、求められれば売るというスタンスで臨むことが大事だと思います。

 

 

本来占いは万能じゃないんだ

 

これも本当に大事なことだと思います。

万能じゃないと分かっているからこそ、面白いんですけどね。

 

 

 

 

占い業界って懐が深いからさぁ 言ったもん勝ちなんだよね

 

これも至言です。

そうなんです、占いって本当に枠がないんですよね。

ある意味なんでも占いの材料になるし、既存の技術と組み合わせることができるんですよね。

 

 

すごく曖昧で不安定なんだけど、だからこそ自由だし、創造的なんですよね。

やっぱり占いは人間がやるべきお仕事だと思います。

 

 

 

 

 

あと、こういう「占いの研究室」というのは本当に憧れますね。

 

僕は将来、暗黒魔界図書館ならびに暗黒魔界大学という

ありとあらゆる「目には見えない力」が学べる環境を創りたいと考えています。

 

 

実際のところ

今僕がやっている手相気学教室もそれに近い形になりつつあります。

 

 

手相や気学以外に生徒さんたちが学びたいと思った技術や知識をもつ方を講師にお招きして

僕も混じって講義を受けています。

いろんな「専門分野」を吸収することで、幅広い価値観をもつ占い師を育成しようと考えています。

 

 

 

占いメディアは歓迎派

 

そんなプロの占い師もフムフムと納得する「うらら迷路帖」ですが

僕はこういった新たな「占いメディア」は大歓迎です。

 

まだまだ秘密主義度の高い占い業界に

どんな形でも新たな参入者が増えることは、市場の活性化に繋がるため非常にありがたいです。

占い師人口が増えることで、研究が進み、新たな占術や技術が生まれるかもしれません。

 

これを観て

「ニワカの占い師が増えそうだ!」とか

「生兵法は大怪我の元だ!」とかいう占い師さんも多少いるのかもしれませんが

 

センスがある人はこれを機に占いを始めてうまくなるだろうし

途中で飽きる人はやめちゃうだろうしで

結局、自然に淘汰調整されていくので、僕は気にしなくていいと思っています。

 

どちらかというと占いに対するハードルが下がる分、こういった占いメディアは大いに歓迎派です。

ライバルが増えるというよりも、共同研究者が増える喜びの方が大きいです。

って、ポジティブすぎるかな。

 

 

占い師≒オタク だから相性はいい

 

むしろ占いってすごいマニアックな世界だから

オタクと占いって親和性がいいんじゃないかなと思います。

 

僕ももともと学生時代はブックオフでバイトもしてて

生粋の漫画アニメオタクでした。

 

ワンルームの狭い部屋の中には漫画やDVDがギッシリでしたし

フィギュアも買い漁るし

週1回はアニメイトに行くし

そんなバリバリの漫画アニメオタクをやっていた自分ですが

 

興味関心の対象が「アニメ」から「占い」に移っただけなので

やっぱり根本的には「占い師=オタク気質」だと思いますし

オタク気質じゃないと続かないお仕事だと思います。

 

朝から晩まで白衣を着て研究室にこもりフラスコを振って

NMRチャートと手相の画像解析をやって

空いた時間にブックオフでバイトをして

寝る時間を削って漫画とアニメを脳内インストールしまくる…

 

そんな陰極まりない学生生活でしたけど

今思えばあのころから好きなことを思いっきりやっていたのかもしれません。

 

もうちょっと占いの話多めでもいいけど

 

さてさて話をもどしますと

「うらら迷路帖」ですが、もうちょっと占いの話を増やして欲しいなとも思っています。

 

といっても、コマ数とか限られているし

マニアックな話をしても絵的に映えないし

文字ばっかりになるし

きっと誰もついてこれないし

それこそ下手にフィーチャーするとその専門分野の人たちがやんややんやと騒ぎ立てるから

「さわり」の部分を浅く広く、そして親しみやすくするしかないのかもしれません。

 

というか、そもそもこの漫画は占いへのハードルを下げる役割があるから

掘り下げちゃうと本末転倒になっちゃうのかな。

 

作者さんと編集者さんは、このあたりのバランスの取り方にかなり気を使っているようにも見えます。

 

 

自分で描くしかない「うぬら冥路中」

 

というわけで

「うらら迷路帖」はどっちかというと

手相界でいうとキロ(Chiron)さん寄りの「売り方上手」「見せ方上手」路線に走った

「浅く広く」占いに親しめるように作られていますが

 

水野南北ばりに議論をかもすような

読者たちを置いてきぼりにするような

超我流に走ったマニアックな占いの漫画とかあったら面白そうだなぁと思います。

(一部の人たちにしか売れないんでしょうけど)

 

 

「うらら」に対抗して男四人のむさ苦しいゴリゴリマニアックな占い漫画があったら是非読んでみたいなぁ。

 

タイトルは「うぬら冥路中」

 

「我々は皆死に向かっておる。人生は冥路であり、迷路ですわな、ガハハ!」みたいな。

 

1話読むだけで脳が疲弊しそうないちいちヘヴィーな暑苦しい漫画を誰か描いてくれないかな…。

 

 

おまじない

 

 

 

占いランキング

 

 

結論

 

占いと萌えを絶妙に融合させた漫画「うらら迷路帖」はすごい!!!!

 

うらら迷路帖1巻(kindle)

 

絵の練習します にしけい

 - 占い師の話 , ,

関連記事

「ビッグデータVS占い」ではなく「ビッグデータfeat.占い」でいいじゃん

  ここでも書いたんですけど   今後、占い師には卜術のよう …

【占い師がこっそり教える占い師の選び方1】キャリドヤ占い師に注意!

  自戒も込めて【占い師がこっそり教える占い師選び方】シリーズを書いて …

話し方の話~ラジオパーソナリティと占い師の違い~

  ZIP FM ナビゲーター&ナレータースクールに通い始めて3ヶ月。 …

【名古屋今池tokuzo】爆裂カラオケ大会~大自然~

昨日は占い忍者☆まちこさんと一緒に 名古屋今池にあるtokuzoに行ってきました …