【占い師がこっそり教える占い師の選び方1】キャリドヤ占い師に注意!

 

自戒も込めて【占い師がこっそり教える占い師選び方】シリーズを書いていこうと思います。

これは決して他の占い師さんをどうこうしてやろうとか偉そうな言うつもりは全くありません。

純粋により占いを楽しんでもらいたいという願いから同業者として書かせて頂きます。

 

占いが好きだからこそ

 

例えば、タクシーに乗ったときに運転が荒く接客が悪いタクシー運転手さんに当たってしまったとします。

その場合、印象が悪いのはそのタクシー運転手さんだけなのに、その運転手の「タクシー会社」ひいては「タクシーそのもの」の印象が悪くなる場合があります。

接客教育を怠った「タクシー会社」の印象が悪くなるだけならまだしも「タクシー業界そのもの」の印象が悪くなりお客さんが減ってしまうことは同業者にとってたまったものではないでしょう。

これはどの企業や業界でも言えることで、多分にもれず「占い業界」も同じことが起こります。

僕はより占いの面白さを知ってもらいたい、つまり占いファンを一人でも増やすべくこの記事を書こうと思いました。

重ね重ね言っておきますが、僕は他の占い師さんを蹴落とそうとかどうこうしてやろうとは微塵も思っていません。ただ、占いが好きなだけなのです。

 

占い師には占い師の情報がよく入ってくる

 

僕自身占いが好きなので勉強のために占ってもらいに行ったり、自分には無い技術をもっている占い師さんのセミナーを受けたりします。その中で同業者である占い師さんの存在は当たり前のように認知します。

また、占いにくるお客さんは占いが好きな人が多いので「どこどこの占い師さんはこうだった」といった他の占い師さんのお話をされるお客さんも結構いらっしゃいます。

なので、占いをお仕事にしていると「他の占い師の情報」は普通の人以上に入ってくるわけです。これもどの業界でも同じだと思います。

今回は僕が見聞きした中で「この占い師さんはちょっとマズいな…」と思う占い師さんの傾向をご紹介させて頂きます。

 

キャリドヤ占い師にご注意!

 

占い師さんの中には何十年も占い師を続けているベテラン占い師が結構います。

そういった占い師さんたちは「占い師歴30年、15000人以上の鑑定実績!」といった謳い文句にしている場合があります。

このようにキャリアをドヤ顏で自慢する占い師さんを「キャリドヤ占い師」と名付け、今回注意を促します。

 

キャリドヤ占い師はなぜ注意すべきか

 

「実績」というのは、確かにその人物の能力を推し量る上で非常に参考になります。

過去に何をやってきたのか、具体的に数値化するとなお訴求力が増します。

しかしながら、本当にその数字が「凄さ」を示すための適正な指標と言えるでしょうか。

 

例えば「30年間無事故無違反」を誇らしげに語る人がいたとします。

しかし「1日に4時間運転するドライバー」と「30年間まったく運転していないドライバー」ではその凄さが変わって来ます。

後者の場合「運転していないんだから、そりゃ無事故でしょ」とツッコミたくなります。同じ30年なのによく考えると印象がガラっと変わります。

 

「社歴50年」「築100年」などはすごいです。

なぜなら、その長い期間に「崩れ消え去ってしまう可能性」があるからです。

このようなキャリア自慢であれば「何かしら能力があるから生き残ってきたんだな」という合点がいきます。

 

しかし、占い師は「占い師を1本でやっている人」であれば凄いですが、占い師さんのほとんどは(僕もそうですが)占い以外に別のお仕事をしています。

 

つまり、この「キャリドヤ」は全くアテにならない指標だというわけです。

 

キャリドヤは諸刃の剣になる

 

例えば「私、九九の3の段を練習して25年になるんだよね」と自慢された場合あなたはどう思うでしょうか。

「25年も練習して3の段しかできていないの?九九なんて10日もあれば全部覚えられるでしょう?」という気持ちになりませんか?

 

これを占いに置き換えて考えますと

「鑑定内容が良かった場合」はキャリドヤは非常に有効になるかもしれません。

「さすがこの道30年のベテランさんだな〜!」と思うかもしれません。

しかし「鑑定内容がイマイチだった場合」にキャリドヤをされたら「30年もやってこの程度なの?」と思われてしまうかもしれません。

これは先述の25年かけて3の段を練習してきたことを自慢するのと何ら変わりなく「自分の能力のなさ」を露呈することにもつながりかねません。

 

確かに「キャリア=すごい」と認識してくれる人もいるかもしれません。

しかし、キャリドヤでお客さんを無理やり納得させようとしたり、占いがハズれた時に「負け惜しみキャリドヤ」で開き直る占い師さんがいます。

「私は10,000人見てきたんだから、占いがはずれてしまったのはあなたのせいだ」ぐらいの態度を取る占い師さんもいらっしゃいます。

そんな態度を取られると今までの10,000人の鑑定はどういう風にやっていたのか逆に気になります。

キャリドヤをするぐらいなら、自分の占いの特徴や未来への方針を語った方がはるかに有用性があることに気づいて欲しいのです。正直キャリドヤは無駄です。

 

お客さんにとってキャリアはひとつの「判断材料」になるかもしれませんが、過去は過去です。

そのお客さんにとって占い師の過去はどうでもいいはずです。

 

キャリドヤ占い師は当たらないことが多いけど…

 

これは自分が見聞きした情報を総じて出した傾向ですが、キャリドヤ占い師のほとんどがそこまで占いが当たりません。

そして高圧的で説教じみた話をします。ひどい場合はただ個人的な感情や経験則をぶつけてくるだけの占い師さんもいます。

 

また、やたらとお店側や売り込む側が占い師の「キャリア」を全面的に押し出していた場合

その占い師は他に特徴やズバ抜けた能力がないと思っても構わないと思います。

おそらく売り込む要素が他にないから「キャリドヤ」をするしかないのです。

 

もちろん占い師さんとの相性がありますから

一概にこれが「悪い」とか「こんな占い師さんのところには行かないほうがいい」というワケではありません。

「叱って欲しい」「バシッと決めて欲しい」という時には「キャリドヤ占い師」さんはオススメかもしれません。

 

今日のまとめ

 

キャリアをドヤ顔で自慢するキャリドヤ占い師には注意が必要で、叱って欲しいときは頼りになるかもしれない。

 

この記事を読んで「何言ってんだ!」と怒り狂う占い師さんがいたら、おそらく「キャリドヤ占い師」です。人間は真実を言われると怒りますから。

占いがハズれたからといってキャリドヤしたり、怒ったりするのは人としてどうなのでしょうか。占いはハズしても、人としての道をハズれてしまってはいけませんね。

 

にしけい

 - 占い師の話

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