「究理占術研究家」として提出した開業届は僕にとって婚姻届だった

 

2016年1月、開業届を提出しました。

占い師としての開業。

正直、結構悩みました。

 

大学受験の履歴書に書いた「手相占い」という4文字。

本当に最初は出来もしないのに書いていたんです。

ただ、趣味特技の欄を埋めたかった。

 

そんな下らない見栄がきっかけで勉強し始めた手相占い。

趣味で始めた手相占いに、気づいたら「価値」を感じて下さる方が出てきました。

「ありがとう」という言葉に脳内快楽物質β-エンドルフィンが出ました。心の底から勉強してきて良かったなと思いました。

「ありがとう」という言葉と一緒に「お金」も少しずつ頂けるようになりました。

最初は500円でした。一生懸命自分が知っている限り、得てきた情報を伝えました。

お客さんを怒らせたこともありますし、自分の不甲斐なさ、経験の浅さを思い知る日もありました。

 

「ペテン師だ、詐欺師だ」と言われることもありましたし

「しゃべっているだけでお金をもらえるなんてボロい商売だな」と言われることもありました。

 

それでも、手相が好きで、ずっと手相のことを考えて、それに付随して他の占いにも興味が湧いて、手相を見て、手相を見て、考察して、行き詰って、閃いて、また手相が好きになって、発見を伝えたときのお客さんの驚く顔を見るのも好きで。

 

「おあかさん、カンガルーのこどもはおかあさんのポケットにはいっておおきくなるんだって!」と

動物図鑑で得た発見を嬉しそうに母親に話すような、そんな感覚に似ているんじゃないかと思います。

知れば知るほど疑問も尽きないし、もっともっと知りたいと思ってしまう。

ミステリアスでエキゾチックで魅力的な恋人。僕にとって占いはそんな存在になっていました。

 

「開業届を出すということは税金を納めなきゃいけなくて、損益分岐点が…」

「それって出す必要あるの?」

 

いろいろと御意見を頂いて踏みとどまることもありました。

でも、昨年の9月に「ナスカの地上絵の手の絵」を見るためだけに妻子を日本に置いて南米へ出かけたあたりから「自分の異常」に気づき始めました。

いろんな国の人たちが口を揃えて僕のことを「クレイジーだな」と言ったのです。

僕は本当に手が、占いが好きなんだなって気づきました。

 

確かに「開業届」は紙切れ1枚の約束ですし、損することもあれば、煩雑なルールに悩むこともあるでしょう。

でも、提出し終わった今妙に清々しい気もちなのです。

婚姻届を提出したときのような「これでみんなに認められたんだ…!」みたいな不思議な幸福感が生まれて

より占いへのLOVEが強くなったような、そんな気分です。

 

もし、この記事を読まれているあなたが「開業届を出していない占い師さん」だったら、提出を無理に勧めることはしません。

どちらかというと僕は「出してしまった」という感覚が強いです。なので、迷っているうちは出さなくていいと思います。

出してから思ったことですが、たぶん、気づいたら「出してしまっていた」という感じだと思います。

 

脳みそをフニャフニャにして大好きな占いちゃんと今後もより一層愛を育んでいこうと思います。

今後とも気色悪い占い大好き少年にしけいを宜しくお願いします。

 

にしけい

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