スペインモロッコ旅行記21〜迷宮都市フェズとベルベル人にしけい〜

迷宮都市フェズ旧市街地を進みます。

 

整備されている新市街地とは違い雑多な狭い迷路のような道が続きます。坂見で迷路という構造をとっています。

 

街全体がボウル状になっていて、9世紀ごろに作られた街の形状を今も維持しています。

 

 

 

敵の侵攻を防ぐために複雑にしたのか、それとも坂道の上り下りを軽減するためにこのような構造になったのか、ガイドさんからも明確な答えが得られませんでした。

 

 

 

こんな狭いところにも人が住んでいます。

元祖狭小住宅ですね、日本も人口が増えるとこういう住宅が増えるのでしょうか。

家相の相談内容の質も時代と共にもっと変わってくるかもしれませんね…。

 

 

 

 

お土産やにいろいろ連れて行かれます。

ファティマの手が多くて、手マニアには堪らない街です… !!

占い専門古書店原書房さんがある神田神保町に次いでにしけい散財の街認定です…!!

 

アクセサリー屋さん

 

 


ゴールドのチャームが可愛くて購入…


最初、55ユーロが最低価格だ!と豪語していた店員さんでしたが…
高くて買えない!

学生だからお金がない!

帰る!

と交渉しまくった結果、21ユーロまで下がりました。

日本でも2500円ぐらいなら確かに買うかな…と思ったのでこれぐらいの値段ならまぁ納得です。

かなり100円単位で値切り交渉をして、かなり強引に押し通したので「お前はベルベル人か!」とお店の人に言われました。

どうも、ベルベル人はもともと強情で融通が利かない種族らしいのですが、商売人で交渉がうまかったようです。

これも笑顔ですすめられましたが、値下げ交渉しても15000円だったのでやめました。

この店員さん、僕の知り合いのスギモトさんていう人に顔も声もそっくりで最初親戚かと思いました。

 

カバン屋さん

 

次にカバン屋さんに来ました。カバンなんて全く必要ないと思っていた自分でしたが、ファティマの手のマークが入ったリュックを発見。

小さくてポケットがいっぱいあってラクダの本革を使っています…。

これは、欲しい…!!!

多分日本でも買えない、もしくは高いだろうな…ということで早速値切り交渉スタートです。
最初55000円からスタートして…

相手は半額の23000円を提示…

僕はさらに「8000円」と提示!

「なんで半額以下の8000円になるんだ!頭おかしいデスカ!あなたクレイジーですね、本当にベルベル人だ!」とガイドさんにもつっこまれ

店員さんでは拉致があかないと踏んで、お店の支配人さんに掛け合います。
「いやいや、本当にいいものですから安売りしたくない気持ちは分かります。たぶん原価も300ディルハム(3000円)ぐらいだと思いますが、こうやって観光客で利益を取らないとダメなのはわかっています。だから8000円です」

 

とベルベル人(「ベルベル」はギリシア語で意味不明なことを話す人を指す)特有の謎の論法で話すと

 

「原価の話までする日本人は初めてだ」と支配人さんに苦笑いされました。

が、facebookやSNSで55000円で買ったと宣伝してくれるなら10000円でいいと言われ

 

 

 

最終的には9250円で購入…!

フェズで買い物をするときはまず、4分の1以下の値段で交渉をスタートした方が良さそうですね。

タクシーの安さから計算すると、人件費を含めたコストはもっともっと安いはずなので…。
それにしても、こうやって観光客をお店に連れて行くのはガイドの王道パターンですね。

 

いらんことを聞くにしけい

 

ここでソボギ(素朴な疑問)をガイドさんにぶつけてみました。

 

 

「こうやって観光客を案内して買い物をした場合、買い物のバックマージンってガイドさんに入るんですか?」

 

 

ある意味そのお店に連れてきて営業をしたわけですから、そのマージンをもらっていても決して悪くないと思うんです。

 

しかし、この質問をした瞬間ガイドさんの目つきが変わります…

 

 

「なんでそんなこと聞くの…?いつも自分がネット販売とかで輸出するときにお世話になっているお店だから、ツレテイクのは当たり前!そんなのキモチだよ…!

 

 

なるほど…やっぱりそういうことなんですね。

言葉とは違う答えをガイドさんが出す空気で読めました。

だってインドでいっぱい痛い目を見たんですからそれぐらい考えますよ…。

このシーモさんは日本でも輸入雑貨店を経営しているらしく、明日も同行することになったので輸入販売の仕方や値段の決め方などを詳しく聞いてみようと思います。

輸入販売はもともと興味があったので、結構楽しみです。やっぱり僕の曽祖父の曽祖父あたりはベルベル人だったのかもしれません。

 

アルガンオイル屋さんでは美容のアドバイスをしてくれたおかえしに、何も買わずに手相を見て健康のアドバイスだけしてきました。


店を出るときに逆にメルシーと言われ、ちょっと心が和みました。

 

本当に手のシンボルがたくさんあって

そもそもファティマ=「5」から来ているらしく、中国の五行思想と通じるものがあるのかなと思うとより深く掘り下げて知りたくなりました。。

 

 

 

 

フェズは雑多な感じが好きな人にはたまらない街だと思います。

 

 

 

イスラム教で手相は禁止されている

 

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いろんな人の手相を見たいから通訳してくださいと僕がガイドさんに懇願したときに

イスラム教徒は手相といった占いの類は信じない。なぜならイスラム教以外のものだから。

というガイドさんの言葉が印象的でした。

イスラム教はなぜここまで信者を増やし発展して来たのか、その真髄をより深く知りたくなりました。

そして、他の宗教や文化…占いとの関連性は…?非常に興味深い世界です。

 

にしけい