東南アジア旅行記9〜世界遺産アンコール・ワットで仏像の手相観察〜

[前記事] 東南アジア旅行記8〜シェリムアップの田舎道をバギーで爆走〜

[最初の記事] 東南アジア旅行記1〜タイ行きの飛行機〜

2014年9月15日 カンボジア 世界遺産アンコール・ワット

 

バギーを乗り回した次の日は朝3時に起きて、世界遺産めぐり。

IMG_0838

 

シェムリープは元々ジメジメしているけど、この日は朝から土砂降りの雨だった。

一緒に旅しているイギリス人のエマちゃんも、ドイツ人のハイコーくんもカッパを着用。

絶賛荷物極少旅行中の僕は、雨具は持ち合わせていなかったので近くにいる傘売りから折りたたみ傘を購入。

イタリアのローマもそうだったけれど、天候が変わりやすい観光地では傘売りたちが雨とともにどこからともなく現れる。

 

日の出と遺跡がコラボした美しい景色を観るために早起きしたのに、この日はあいにくの雨模様。

でも、これはこれでありかもしれない。

IMG_0845

 

 

ビショビショになりながらもジョジョ立ちを決める…

基本的に僕は1〜2部のポージングが好きです。

IMG_0847

 

 

アンコール・ワット、西側の正門から入ります。

何度も修復されていますが、最初に建てられたのは12世紀前半。日本では平安〜鎌倉時代。

IMG_0852

 

入り口から振り返ってみた景色。

西側を入り口にしており、最初は風水的に「おやおや」と思ったのですが

四方に堀を施し水路に囲まれているため、日本の皇居と同じように結界の役割を果たしているようですね。

IMG_0853

 

第一回廊の壁画です。

IMG_0857

 

 

IMG_0862

IMG_0859

IMG_0856

 

古代インドの長編物語マハーバラタ、ラーナーヤマに出てくるヒンドゥー教の創生神話が描かれています。

神様、月、太陽、天体…などが出来た経緯を誇張しながら表現したお話です。

どこの地域にも神話があって、神々の系譜から人間の王族が誕生したという流れのお話が多い気がします。

科学雑誌とか論文も同じ手法を使っていて、荘厳なバックグラウンド(序論)を述べることでいかに自分の研究結果が凄いかをアピールすることが出来ます。

人間の本質はそんなに変わっていないのかもしれませんね。

 

IMG_0870

IMG_0896

IMG_0891

IMG_0877

IMG_0881

 

素人がスマホを使って撮っただけでも絵になるから不思議です。

やはり30年かけて建てただけあって、900年以上経っていても美しいです。

美人薄命なんて言葉がありますが、こういった歴史的建築物の構造を観察していますと

その環境に適したフォームをしているいわゆる「自然体」なものほど美しく、長持ちするように思えてきます。風水や気学の根本も「自然」にあるように思います。

 

 

IMG_0879

 

第三回廊には舞姫を模した女神たちが彫られています。

当時のカンボジアではこのような女性が「美しい」とされていたのでしょうか。

ローマの彫刻に見られるようなふくよかな体型ではなく華奢で乳房も控えめです。ウエストが締まっているあたりは逆に「今風」に近い美しさかもしれません。

IMG_0882

 

 

 

アンコール・ワットの「ワット」はクメール語で「寺院」を意味します。

そのため、いたるところに仏像が見受けられます。

 

IMG_0883

破損が激しいものが多く、手足や首が無いものも多く存在します。

この仏像は手相が描かれていたのでしょうか。

水星線に見えるようなシワも見られますが、ひび割れのようにも見えます。

IMG_0884

 

 

この仏像は手がきちんと残っています。

小指が異様に長いですね…見ようによっては「雑」な手の作りと言えるかもしれません。

IMG_0887

 

近くで見てみても、関節のシワや知能線、感情線など…手相の線は初めから描かれていなかったようにも見えます。

IMG_0885

 

 

損傷が激しい仏像が本当に多いですが、全体的に円錐型の手型と長い小指の仏像が多いです。

うーん…日本の仏像と違ってちょっと作りが雑な気もします。


IMG_0888

 

IMG_0889

 

IMG_0907

IMG_0908

 

 

しかし、一部の仏像の手には花のような印章が彫られていたり…
IMG_0906

 

 

この仏像に至っては、渦巻き模様です…
IMG_0909

IMG_0910

 

確かにブッダの手足には「輝かしい未来」と「宇宙創生の原理」が描かれていたとされる講話集もあるそうですが、花と渦巻きはどうなんだろう…

仏教から派生したジャイナ教のシンボルにも似ているけど、12世紀のカンボジアにもジャイナ教は広まっていたのでしょうか。

 

 

手のひら渦巻きの仏像に関しては、正面から見ると異様にニヤニヤしているので誰かが真似て適当に作ったものなのかもしれません。

IMG_0911

 

 

 

バラモン教・ヒンドゥー教の神ヴィシュヌ(別名:ナーラーヤナ)と思われる仏像です。

IMG_0929

IMG_0928

 

この仏像の手には車輪のようなものが描かれていました。

IMG_0930

ヴィシュヌはアバターラ(化身)が得意な神で

魚、イノシシ、人間、時には「時間」という概念にも化けたと言われています。

ヴィシュヌをナーラーヤナとして崇める宗派もあるらしいのですが、サイババいわく同一人物らしいです。

しかし、「ナーラーヤナ」名義で描かれているときのみ7つ首の蛇を背に携えています。芸能人が芸名を変えて活動するように、キャラを使い分けていたのかもしれません。

水のように柔軟性に富む神と称されることもあり、車輪のような紋章がある水星丘(交渉術,話術)・太陽丘(心理術)の発達を意味しているのかもしれません。

 

にしけい

[次記事] 東南アジア旅行記10〜アンコール・トムとタ・プローム〜

 - 手相ぶらり旅, 海外旅行記 , , , , ,

関連記事

これからインドへ行く人へ旅のメモ(インド旅行記14)

電車待ちでヒマなので、インドに来て気づいたことを箇条書きでメモしてみます。   …

インド旅行記2~出発編2~

2013年1月12日 7;21 中部国際空港 喫茶店 無事、チェックインも済ませ …

インドの旅まとめ

  インドの旅まとめ point: 初海外・インド・ひとり旅・お金を失 …

スペインモロッコ旅行28〜カサブランカ市街から電車でムハンマド5世空港へ〜

楽しかった旅もついに帰路につくときが来ました…。 カサブランカ・ボヤージャーから …