全4回【象意と推理】現象から未来を読み解く実占演習講座

¥55,000

ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、高島嘉右衛門(1832~1914)という易者がいまして。易者というよりも実業家としての側面のほうが強い人で、横浜にある「高島町」は彼の名前に由来しています。

父の材木商が倒産し無一文になったところ商略によって立て直したところから始まり、明治に入ってから外国公使館、灯台などを建設、東京ガス会社や日本初の鉄道事業である新橋~横浜間を敷設しました。

ガスの記念日◆横浜に残る「高島嘉右衛門」の功績とガス灯
https://www.tokyo-gas.co.jp/letter/2020/10/20201030.html

高島嘉右衛門は1877年に実業界を引退して、45歳のときに易業に専念しているのですが、彼の研鑽の一部が「高島易断」という分厚い本にまとめられています。卦辞や爻辞の解説の途中に実占例がちょこちょこ記載されていて、当時の政治家や国家、戦争、インフラなど本当に様々なことを実占しています。卦辞や爻辞の解釈は割とオーソドックスな見解なのですが、実占は理論よりも実業家としての直感みたいなものを重視していたようで、理論的っぽく説明はしているものの多分感性の人だったのだと思われます。

高島嘉右衛門は勝海舟から「呑象(どんしょう)」という号をもらっています。卦辞や爻辞での説明がそれっぽいので卦辞や爻辞を重視しているように見えて、実は「表には出していない象意への深い造詣がある」と称されたようです。「象意を呑み込んで表に出さないから”呑象”という号を贈ったのでは?」と言われています。

とは言え、象意を使っていることが漏れ出している実占例もちょくちょく見受けられるので、直感と象意を混ぜて状況を判断して、卦辞と爻辞でアウトプットしているなぁという感じです(僕個人の感想です)。

 

象意って何?

 

高島呑象も重視したと思われる「象意」とは、特定の抽象化概念(シンボル)の中に無数の連想派生具象が含まれている…というお話です。例えば、八卦の「巽」というシンボルには「風」「鳥」「手紙」「麺」といった具体的なキーワードが含まれています。

それでもよくわからない人は体験してもらったほうが早いので、文章から九星の象意に分類するアプリを作りました。

九星象意分析
https://nishikei.jp/syoui-analyzer/

2時間ほどで作ったのでまだプロトタイプですが、適当に今日起きた出来事を文章で入力してもらうと、あなたが遭遇している「現象の偏り」が九星の割合で表れるはずです。

九星は易の八卦にも対応しているので、九星の象意がある程度頭に入っていると易でもそのまま使えます。九星を理解できれば、十二支にも対応しているので、だいたいの占いに応用が効きます。

九星を見ると「私は八白土星の生まれだから」とか「九紫火星が最大吉方位」といった、生年月日占いと方位取りを瞬時に連想する人もいるかもしれませんが、九星はただ曖昧なものを8もしくは9つに分けて表現しただけの抽象概念です。

「なんで占うときに生年月日を使わないんですか?」
https://nishikei.jp/nishikei-pon-uranai/40203/

 

現実に歩み寄るためにも

 

生年月日も易のシンボルや卦辞もそうなのですが、これらはあくまでバーチャル情報なので傾倒しすぎると、「虚」になっていくんですね。実態や現実から離れていくんですね。実態や現実から離れていきたい(現実逃避したい)のであれば、多用してもよいかもしれませんが、最終的には「現実」に着地する必要があります。

高島呑象の実占例を見ていると、「現実」を見て、そこに直感を混ぜて未来を予想して、最後に易として説明するために卦辞や爻辞を使っているように見えるんですね。本からは読み取れない部分もありますが、「現実」や「実情」が前提にあるように見えるんですね。シンボルやバーチャルの情報じゃなくて、現実に即して占っているんですね。

「具体的な現象」と「シンボル」を行ったり来たりしながら推理していくことで、いろいろ見えてくる、わかってくるものがあるんですね。上述した「九星象意分析アプリ」が一番わかりやすいと思います。あなたが何気なく選択していることや、取っている行動にも「特定の偏り」があったりします。病気や事故や体質といったものは、この「偏り」が大きいとよく出てきます。

僕は普段この「現象の偏り」に気づいて、そこから現状や未来を読み解く…ということをしているのですが、やっぱり現場で占いをする上でこれは非常に大事ですし、役に立つ技術だなと考えています。易などのバーチャルな占いをする上でも象意の理解は必要ですし、逆にこの象意がきちんと理解できていればどんな占いにも対応できます。

ということで、「象意と推理 現象から未来を読み解く実占演習講座」と称して全4回の講座を開講いたします。

 

講座詳細

 

日程

 

第1回目 2025年1月22日(水)20:00-23:00
第2回目 2024年2月19日(水)20:00-23:00
第3回目 2024年3月19日(水)20:00-23:00
第4回目 2024年4月23日(水)20:00-23:00

 

受講形態

 

・オンライン(zoom)
・動画アーカイブ(vimeo)

リアルタイムで受講できない場合でも、後日動画アーカイブでご視聴いただけます。

 

講座概要

 

毎回10~15問の演習を行います。文章や雑談の内容からその人物の現状や未来がどうなるかを予想してもらいます。主に象意を使う講座なので、過去に九星や八卦の象意に関する講座や書籍を読んでいただいたほうが楽しめると思います。せっかくの機会なので、問題に挑戦して現象を見る目を養っていただければ幸いです。

受講者の皆様からの問題投稿も先着順で受け付けております。問題投稿フォームからご投稿ください。

大きく分けて下記のようなトピックに分けて解説予定です。

・病象から現象を推理する編
・引越しや移動から現象を推理する編
・トラブルから現象を推理する編
・行動から推理する編
・短期予測と長期予測の違い
・限られた選択肢の中でどう対応するか

下記のような方におすすめかもしれません。

・象意の捉え方をもう少し柔軟にしたい
・これまでに講座を受けたけど、自分の実力を試したい
・どうやって占っているのかを体験したい、頭の中を見てみたい
・雑談しながらその人がどうなっていきそうかを予測する方法を学びたい

 

受講料

 

前払い一括払いのみになります。部分・全部ともに返金は承っておりませんのでご了承ください。領収書もダウンロードにて発行しております。開講日程終了後に受講料を変更(値上げ)する可能性があります。

 

お申し込み

 

本商品をカートに入れご精算いただければ、お申し込み完了となります。

引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

にしけい

〜ご注文から受講までの流れ〜

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