地球生物にとってどのような存在が「利」と捉えられるか

 

ごきげんよう、廊景谷シイチだ。

過去に、にしけいが「人間は植物から派生した生き物説」という記事を書いていたが

興味深い内容なので、私なりにさらに考察してみた。

 

表題にある通り、カルマというものが存在するのであれば他者の役に立つ、メリットがある生物であればあるほど、他生物からの援助をより多く得られることになる。

つまり、かなり強引ではあるが、よりたくさんの生物に影響を与える人間がたくさんの生物(自然)から、恩恵が受けられる…というわけである。

 

生かすことと殺すことどちらがいいか

 

まず、これを検証してみたい。

例えば、1羽のカラスを殺したとする。

このカラスを殺した場合、間違いなくこの殺されたカラスにとっては「悪」だし、このカラスの仲間や親族にとってはデメリットが生じる。

もちろん、このカラスの体内に存在していた無数に存在する微生物たちもカラスの体温がなくなると死んでしまう者もいるだろう。

つまり、このカラスに関連している生物たちにとってこれは大きなデメリットである。

しかし、このカラスの死骸を食べることで生を得る生き物もたくさんいる。もしかしたら、飢餓で死にそうな人間にとってこのカラスは大きなメリットになるかもしれない。その人間が複数の命を助ける可能性もある。

そう考えると、一番地球上の生物にとって悪だと言えることは

「生物を殺すこと」というよりも、死んだ生物を活かさないことの方が「悪」のようにも思える。

「カラスを1匹殺す」ことよりも、そのカラスを他の生物が活用できないような環境を作り出すことの方が悪…というわけである。

例えば、殺したカラスの死骸を密閉容器に入れ、宇宙空間へ放り出してしまったり

生きたままの生物を地球外へ飛ばしてしまうことが何よりも地球全体にとって「悪」なのではないか。

※宇宙全体で見た場合、密閉容器に入ったカラスがどこかの惑星の生物にとって有益な財産・資源となりうる可能性も否定できないが、ここではあくまで「地球」という範囲内で考察する。

 

生殖行為をしない人間は地球にとって必要か?

 

生殖行為をしない人間はする人間に比べ、脳細胞のアポトーシス(自死)スピードが速い、というニュースを何かの本で読んだ記憶がある。

この事実だけで言うと、生殖行為をしない人間を地球は不必要と判断しているようにも見えるが、本当にそうだろうか。

生物の個体数が殖えることは「良い面」と「悪い面」が混在している。

必ずしも生まれてきた生物が他生物・他者にとってメリットを与えるかというと何とも言えない。

しかし、生まれてこない限りどちらの「可能性」も生まれない。

たくさんの生物に危害を加える存在となるか、たくさんの生物に恩恵をもたらす存在となるかは、生まれてきて初めて分かる。

つまり、生まれてきたこと自体が「可能性」を高めることになり、生み出すための生殖行為は地球全体にとって十分メリットを生み出すと言える。

だからと言って、むやみやたらに性交渉しろと言っているわけではないが

「しないよりも、した方が」地球上の生物にとって「メリットがある存在」だと判断されるかもしれない。

 

幼少時代

地球上の人間以外の生物たちが「人間の滅亡」を望んだことで、人間たちが地球上から消え去るというオチのアニメを観たことがある。

幼心に恐怖心を煽る内容だったため、よく記憶しているが

今考えると果たして本当に、他の生物たちは「人間の滅亡」を望んでいるのだろうか。

「人間の滅亡」を願っているのは、一部の人間なのではないだろうか。

 

まとめると

 

■(殺人・殺戮を肯定するわけではないが)殺すことよりも、それを活かさない「無駄な死」を作り出す方が地球にとってデメリットが大きい。

 

■生物が繁殖することは地球にとってメリットがあり、それを推奨する行為(保護・性交渉)は良い行いなのではないだろうか。

 

とてつもなくザックリ言うと

他を活かし、自分も子孫繁栄に貢献した人間が地球生物から愛される可能性が高い…ということである。

 

著しく偏った考えだと理解している。

皆さんの御意見、こちらより頂戴出来ると嬉しい。

 

廊景谷シイチ

 

にしけい (西田圭一郎)

1987年富山生。工学修士。商社の開発営業職を辞めて、占いや相術を生業にしています。三児の父。本と旅とポケモンと文章を書くことが好きです。学生気分が抜けません。詳細はこちらから

にしけい (西田圭一郎)

1987年富山生。工学修士。商社の開発営業職を辞めて、占いや相術を生業にしています。三児の父。本と旅とポケモンと文章を書くことが好きです。学生気分が抜けません。詳細はこちらから

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