私が選挙に行かない理由

 

どうも、廊景谷シイチです。

私は選挙へ行かない。

というよりも行かなくなった理由がある。

 

右でも左でも自分の生活は大きく左右されない

 

「政権が変われば、生活は大きく変わる」というのは政治家もしくは政治家に付随して甘い汁を吸っていた者たちのみ。

私は政党が変わったことによって甘い汁を吸えたことは一度もない。逆に、苦虫を食わされたこともない。

消費税が上がったとか、ルールが変わったとか、変化が起こるたびに得する人と損する人が表裏一体で生み出される。

地域振興券がもらえれば使えるし、増税するっていったら払う税金が増える。使えるルールが1つか2つ増えるか減るかぐらい。

こういうことを言うと「あんたの子どもが戦争へ行っていいのか」とか「核兵器で地球がなくなってしまってもいいのか」と青筋を立てていう人がいるかもしれないが

そうなったら、そうなったとき。

戦争へ行けと言われたら脚の骨を折るか、海外へ逃亡するし

核兵器で地球を滅ぼすという選択するような種族は早めに滅びて原生生物や微生物からやり直した方がいい。

 

そもそも、アテにするから政治に文句が出る

 

政治に興味が無いわけではない。私もニュースや新聞でどういう情勢かはチェックしている。

しかし、根本的にアテにしていない。

「アメリカ人は自分の税金がどう使われるかとても気になるから、政治への興味関心が高いのに、日本人ときたら…」みたいなことを言う人もいるが

どう使うかはどうでもいい。使ってくれればいい。

自分が働いて得た賃金の一部が誰かのために何かと交換されて、少しでも役に立ったんならそれでいい。

それが知らないオッサンが若い女のコとウハハワハハと豪遊するためでも、正直どうでもいい。

「税金をもっとまともなことに使え!」って言ってるのって、子どもにお小遣いを渡すときに「これで参考書と鉛筆を買うんだよ!絶対に買うんだよ!」って言ってるようなものだよなぁと思う。

渡してしまったら、相手がどう使うかってこっちではどうしようもない。

ダメと言ってもお菓子を買う人は買うし、使わなくていいものに使ってしまう。あなたもそんな経験ないだろうか?

そもそも使われたくないなら払わなければいい。脱税したらいい。脱税したら、それを取り締まる税務署や警察があなたを捕まえにくるかもしれない。それでも「払いたくない」と言ったらどうなるんだろうな。

税務署も警察も刑務所も税金でまかなっている…全員が脱税したら北斗の拳のような荒廃し切った無法地帯の世界が来るのだろうか…

ある意味一次産業に回帰するから、雇用問題と環境問題は解決しそうだが。マニフェストに脱税推進を訴える政治家がいたら意外と票を集めたりして。秘密選挙って恐ろしいなぁ。

 

私が投票した党は必ず負けた

 

そんな私も投票したことがないわけではない。

私は過去に3回投票したことがある。

しかし、なぜか私が投票した党はとにかく大敗した。

 

民主党が政権を取ったときは自民党に

自民党が政権を勝ち取ったときは民主党に

あとは自民党が勝ったときに国民新党にいれたこともあった。

 

私は自分の政治を観る目が無いのかと落胆した…わけではなかった。あえて少数になる方を選んで投票していたのだ。言いわけではない。

私は政権交代することで多少景気が良くなると考えている。

日本には古来より「怨念」の文化がある。悪いことがあったら統治者の徳がないことが原因だと、先祖の怨念を引き寄せていると、人々から忌み嫌われトップは抹殺される。

トップ1人が死ぬことで国民は「流れが変わった」「アイツが死んだから怨念は晴らされた」と胸をなでおろし、安堵と平穏を保っていた。

つまり、トップが変わらない方が政治的な機能を果たしていないのではないかと考えている。

もちろん、時代は変わって魔術めいた生贄的思考は時代錯誤甚だしい。

しかし、風や水の流れといったエネルギーの移動が起きる場所には必ず「差」がある。つまり「違い」があるわけである。

この「差」が生まれた方が、人々の感情やお金は流れる。怒りだろうと悲しみだろうと動かない方が危険だと思うし、失策だと思う。

感情が全く動かなかった映画を観て、また映画館でお金を払いたいと思うだろうか。

「あの映画クソだった!」と友だちに話している時点で、実はその映画は勝っているのかもしれない。

話が逸れたが、人々の感情を動かすためには少数派になるだろうと見込まれる党に投票することだ。

 

投票行くぐらいなら英会話へ行こう

 

投票するっていうのは、ある意味「お願いする」ってことでもある。

会って酒の一杯や二杯を酌み交わし、それでも相手の本性が見えないときもある。

投票日の1週間前ほどから街頭に出て、スピーカーを積んだ車に乗ってワーワー喚いているオッサンの「本性」なんて分かりっこない。

何考えてんだ、どうせ金のことしか考えていないんだろう。それぐらいしか分からない。

そんなワケの分からないオッサンやオバサンのために、時間を割いて投票に行く。

期日前投票だろうと何だろうと、時間とお金をかけて投票に向かうわけである。

「最後のお願いに参りました」ってこっちは何もお願い聞いてもらってないのに、投票に向かうわけである。

 

これは、街ですれ違ったオッサンに突然「アイスおごって」と言われて、おごるようなものだ。

そもそもそんな得体の知れない失礼なアイスおごってオッサンに「ニッポンを、私たちの生活を宜しくお願いします!」だなんて、意味不明すぎる。というか、それでいいのか。かっこ悪くないか。

投票に行ったり政治に文句言ってる時間があるなら、アイスオッサンたちが日本をダメにして国として成立しなくなったとしても自分の力で生きていけるように何か能力や技術を身に着けるために勉強した方が賢くないだろうか。

お願いするぐらいなら自分でやった方が早いし確実なんじゃないか。

 

政治ニュースをリツイートしたりシェアする時間があったら、散歩したり、新しいこと始めたらいいのに。

ちなみにこの記事を批判している時間があれば、それももっと有効活用してください。

 

廊景谷シイチ

にしけい (西田圭一郎)

1987年富山生。工学修士。商社の開発営業職を辞めて、占いや相術を生業にしています。三児の父。本と旅とポケモンと文章を書くことが好きです。学生気分が抜けません。詳細はこちらから

にしけい (西田圭一郎)

1987年富山生。工学修士。商社の開発営業職を辞めて、占いや相術を生業にしています。三児の父。本と旅とポケモンと文章を書くことが好きです。学生気分が抜けません。詳細はこちらから

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