これまで梅花心易講座や断易講座を開講していますが、これらの易を学べば学ぶほど「周易」の重要性が身に染みます。
八卦×八卦=六十四卦ある卦辞ですが、さらにここに六爻の爻辞があるので384通りの「ありがたい言葉」がある周易です。僕はこれをいきなり勉強して挫折しました。
理由は3つあって
「吉なのか凶なのかよくわからなかったこと」
「言葉と状況がマッチしない場合よくわからないこと」
「単純に暗記が苦手なこと」
ということなのですが、いろんな周易の本を読み漁っていると「規則性」のようなものが見つかりました。
そして「ありがたい言葉」ではあるのですが、なんというかこの言葉を言い伝えてきた人たちと文化や暮らしや立場が違いすぎるため理解できなかったのですが、特定の法則に従って読み解いていくと非常に理解しやすいことを発見しました。
また、どうしても周易には「ありがたがらせたい」という謎のシステムが働いていて、より「高尚なものにしたい」という謎のエゴが働いて伝えられている本や講座が多いです。
確かに易のシステムは「すごいもの」なんですけど、必要以上に「すごがらせたい」という内容のものが多くて、本質から逸れていたり、わかりにくくなっているものが非常に多いことにも気付きました。
なんというか言葉に酔っているというか、易経を学んでいる自分たちに酔っているような風潮があるのです。全部じゃないんですけど、全体的に周易業界(?)の書籍は研究者色・道徳色が強くて「フラットに卦の意味を伝えているもの」が少ないように感じます。
僕が重視しているのは「どうそれを使うか?」という点です。
「で?それでどうなるの?」という部分が知りたいし、それを重点において研究しています。
なので周易も装飾めいた道徳の教科書めいた「偉い人が残した言葉にありがたがるんじゃ!」という高圧的な雰囲気を省いて(そういうのは他の著書に任せるとして)、どう使っていくかに焦点を当てた講座内容になっています。
ひとつの卦を解説したあとに具体的にどう活用するかを考えてもらうために、梅花心易と断易で例題・実占例を挙げて解説しております。
意味のない言葉の羅列で終わるのではなくきちんと「理解」することができれば、頭に定着するし理解が深まると考えています。
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にしけい