宗教やネットワークビジネスのお金の流れを逆流させたら面白いんじゃないか

 

なぜこのような記事を書こうと思ったかというと、「宗教」や「ネットワークビジネス」に疑問や苦悩を抱きながらも参加している人たちから相談されることが続き、どうにかならないものかと考えたからなのです。

「宗教」も「ネットワークビジネス」も、僕は全く悪いと思いません。これらを賢く活用することで人生をより楽に豊かに生きられるのであれば、それに越したことはありません。

ただし、これらで苦悩する人たちもいます。そのほとんどは「お金の問題」です。

 

お金(エネルギー)の流れ

 

「宗教」や「ネットワークビジネス」と乱暴に一括りにしてしまい申し訳ないのですが、これは一部の話です。

「うちの宗教はお金は取らない」「僕がやっているネットワークは皆が幸せになるシステムだ」と言うのであれば、おそらく読み進めていってもそんなに苦痛は無いと思います。

 

この記事は、宗教やネットワークをやっていてお金で困っている人に向けて書いています。

 

「お布施が払えない。お布施を払いすぎて生活が苦しい。」

 

「上司から大量にモノを買わされて、在庫とマイナスが増える」

 

考え方やシステムに疑問を抱きながら、そして「自分は搾取されているだけなのではないか」という思考が少しでも湧いてきた人は読んでみてください。

僕は一部の宗教やネットワークの「お金の流れ」に少々疑問があります。

というよりちょっと「おもしろくないな」という気持ちです。

なので、ちょっと違う仕組みを考えてみました。

 

一極集中型のお金の流れ

 

宗教もネットワークビジネスもお金の流れは一極集中型になります。ピラミッドの上の立場の人間にお金が集まります。税金も同じですけど。

 

もちろん、これで「やすらぎ」や「安心」を買っている人もいますし、ネットワークの場合は上の人間から仕入れた商品を下の人間に販売して利益をあげますから一概に「取られているばっかり」とは言えません。税金を払って日本に住まわせてもらってるわけですし。

なので、これらに所属しお金を払っている人たちは、ちゃんと自分で選択してお金を使っているわけですから、これを批判することはただのお節介というかウットオシイ人間なわけです。

コンビニでガムを買おうとしている人に対して「君、そのガムにお金を支払うのはおかしい!」と言っているようなものです。

 

それでも僕はこの仕組みは、対等な立場でのギブアンドテイクじゃない気がして、なんかもっと他に良い方法がないかなといろいろ考えておりました。

 

そこで思いついたのが、このお金の流れを逆行させる方法です。

 

宗教で言えば、教祖が信者にお金を与え

ネットワークビジネスで言えば、発案者がアンダーの人間にお金を与えます。

そうなんです、これは一見すると「カツアゲ」とも言えますし、「募金」や「バラマキ」とも言えます。

こんな横暴なシステムが推奨されたら、そこらじゅうで犯罪が起きるかもしれませんが、「やりがい」と「お金」の両方を社員に与えられている優良な企業の会社組織も同じ構図を取りますね。

社長が社員たちに「お金」と「仕事」を与える構図です。これはこれでハッピーな構図です。ただ、会社の場合は「利益」を生み出しているわけですから、与えるばかりじゃないですけど。

 

逆流の連鎖を作る

 

ここで典型的なネットワークビジネスのシステムである「自分よりも下の人たちを増やしてお金をもらうシステム」も導入します。

これの「逆流」をやるわけですから、お金を与えてもらった人はさらに自分よりも複数の人間に「与える」わけです。

つまり「1人から与えてもらったら、2人以上に与える」という連鎖を作るわけです。

誰かを神様だと崇め讃え安らぎをもらったら、今度は自分が神様になって誰かを救う…そういったテイクアンドギブアンドギブのシステムが出来れば、もっと世の中よくなるんじゃないかと思うのです。

たまに、とにかく人に与える「ギブアンドギブ」という言葉も耳にしますけど、確かにギブばっかりできたらいいんですけど、人間そこまで良い子にはなりきれなくて。

だから、「1人からもらったら2人に与える」ぐらいでやっていけば無理なく良い連鎖が続くんじゃないかなと思うのです。

誰かに席を譲ってもらったら、誰か2人以上に良いことをする。その2人がさらに2人に良いことをする。

与えるのは「お金」じゃなくてもよくて、それが「仕事」でもいいし「野菜」でもいい。自分が一番得意なこと。自分ができることを与える。もらったものを変換しておすそわけ。

 

そして、これは対象が人間じゃなくてもよいと思います。

 

寒い日が続いて、たまに温かい日が来たら太陽に「温かい日サンキュー!」と言って、花に水をやる。アリの巣の前にそっと角砂糖を置く。鳩にパンを。

 

「1つもらったら、2つ以上あげる」

そんな理念や仕組みをもった宗教やネットワークビジネスがあったらいいなぁ。

教祖は僕。そして、あなたも。

ヒマワリの花は僕の上司で、水槽の金魚は僕の部下。

 

ゴミは僕の教祖で、野良猫は僕の信者。

そんな好循環ができたら、おもしろいことが起こりそうじゃないですか(^_^)

 

にしけい

にしけい (西田圭一郎)

1987年富山生。工学修士。商社の開発営業職を辞めて、占いや相術を生業にしています。三児の父。本と旅とポケモンと文章を書くことが好きです。学生気分が抜けません。詳細はこちらから

にしけい (西田圭一郎)

1987年富山生。工学修士。商社の開発営業職を辞めて、占いや相術を生業にしています。三児の父。本と旅とポケモンと文章を書くことが好きです。学生気分が抜けません。詳細はこちらから

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