こんにちは、ジュピター☆けいこです。
にしけいくんから
「ひょんなことから土星に住むことになった場合、どうしたらいいのか?」という質問をもらって、私なりにちょっと調べてみたから、まとめてみるね。
土星に転勤なんて、なかなかグローバルな会社におつとめなのね。
人間が土星に行くとどうなるのかしら…。
あの輪っかをスルスルと滑りたいんでしょうけど、そんなことできるのかしら…。
まず、結構遠い。
土星も太陽のまわりを公転しているから遠日点(もっとも遠い距離)も考えてだいたい、12~16億kmぐらい。
東京-ニューヨーク間を76,190往復。スペースシャトルでも2300日ぐらいだから、6年ぐらいかかるわね。
ちょっと行って帰ってくるだけでも、12年だからちょっと損した気分よね。
私たちが土星に行くと、へこむ。
大気圧は140kPaなので、地球より0.38気圧高い。
だいたい4メートルプールにもぐったときの圧力が体にかかるわ。
おなかまわりが気になっている人はライザップに通うよりも、効くかもね♪
へこんだ上に、凍る。
平均気温は123Kなので、ー150.15℃。
ユニクロのヒートテックの体感上昇温度が1℃upだから165枚着てようやく15℃って感じね。
厚みが5mmだったとしても、腕まわり・腰まわりが直径160cm増えるから着ぶくれしちゃうわね。
風に吹き飛ばされて、衝撃で死ぬかも
土星は意外と風が強いのよ。
私のふるさと木星よりも強い風速1,800km/h(500m/s)。
地球の観測史上最も強力だとされる2005年に起きたハリケーン・ウイルマでさえ最大風速295km/h(82m/s)。
110km/hの風速でも、直径50cmで4mの樹木(約600kg)をなぎ倒しちゃうぐらいだから、単純計算1tぐらいは体重がないと吹き飛ばされちゃうね。
水素が個体化し、ヘリウムの雨が降る
もう、よくわかんないわよね。
中心核が1万℃を超すらしいわ。
そもそも息ができないから、酸素ボンベをもっていきたいところなんだけども、まわりが水素だらけだからすぐに水になってどっちみち窒息しちゃいそうね。
雷もひどい
地球の雷の1000倍の強さらしいわ。
ムダなく利用できれば、27年間1日中エアコンをつけっぱなしできるぐらいの電力が確保できるみたい。スマホの充電には困らなさそうね☆
輪っかの正体は氷、やっぱり寒い。
ソリン(単純有機化合物が惑星からの紫外線で共重合した物質)と水が混ざって凍ったものらしいわ。
厚さが20mあるから一応歩けるかもしれないけど、ヒートテック200枚重ね着はお忘れなく。
帰るときもちょっと大変
脱出速度が35.49km/sだから、スペースシャトルの4.5倍(新幹線の480倍)速い乗り物で出発しないと、重力に負けてしまうわ。
土星のまわりをグルグルとびまわっている衛星も60個ぐらいあるらしいから、ぶつからないように慎重にね。免許を取って2年目が1番交通事故を起こしやすいからね!
ギリシア神話では
土星を表すサターンは「農耕の神」
公転周期が29年と遅いことから、老人が当てはめられていたみたい。
風や雷が凄まじいから、なかなかファンキーなおじい様ね…!
締めの一句
ごくまれに
やりたくなるね
セガ・サターン
締まらない
記事とお腹まわりの
浮き輪かな
ジュピター☆けいこ